営業利益・経常利益・当期純利益とは?えいぎょうりえきけいじょうりえきとうきじゅんりえき
営業利益・経常利益・当期純利益とは、損益計算書は上から順に利益を段階的に計算していく。売上高から売上原価を引いて売上総利益、そこから販売費及び一般管理費を引いて営業利益、受取利息や支払利息などを加減して経常利益、特別損益と法人税等を差し引いて当期純利益となる。上の段ほど本業に近く、下へ行くほど本業以外の要因が混ざる。
最終更新:2026-10-06
情報セキュリティマネジメントを最短で暗記・合格する →背景
情報セキュリティマネジメント試験の科目Aにはセキュリティ以外にIT基礎や企業活動の分野が含まれ、そこから会計の計算問題が出る。実際に繰り返し出題されているのは、製造原価明細書の数値を損益計算書へ転記して売上総利益を求めさせる形で、営業利益や経常利益そのものを計算させる問題ではない。段階利益の名前を並べられることよりも、売上原価にたどり着くまでの棚卸の調整を正しく通せるかどうかが得点を分ける。
具体例
材料費400、労務費300、経費200(単位:千円)なら当期総製造費用は900。これに期首仕掛品150を足し期末仕掛品250を引いて当期製品製造原価は800。さらに期首製品120を足し期末製品70を引いて売上原価は850。売上高1,000から差し引いて売上総利益は150千円となる。
試験での引っ掛け
棚卸の加減の向きと回数で誤答が作られている。当期総製造費用900をそのまま売上原価とみなすと310、仕掛品と製品のどちらか一方しか調整しないと200という選択肢に着地する。期首は足す・期末は引くという向きを、仕掛品と製品の2段階でそれぞれ通すのが正しい手順である。加えて、ここで求まるのは売上総利益であって営業利益ではない。販売費及び一般管理費を引く前の段階なので、製造原価明細書と売上高だけから営業利益を出すことはできない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。