IaaS・PaaSとは?
IaaS・PaaSとは、IaaSはCPU・ストレージ・ネットワークといった基盤資源を、PaaSはその上のOS・ミドルウェア・実行環境までを提供するクラウドの区分。上位の層まで任せるほど運用負担は減り、構成の自由度は下がる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2022年度)。
あいあーすぱーす
IaaS・PaaSの意味
IaaSはCPU・ストレージ・ネットワークといった基盤資源を、PaaSはその上のOS・ミドルウェア・実行環境までを提供するクラウドの区分。上位の層まで任せるほど運用負担は減り、構成の自由度は下がる。
IaaS・PaaSの具体例
既存の業務アプリを構成そのままで移すならIaaS、新規のWebアプリを短期で立ち上げてデータベースや実行基盤の運用を任せたいならPaaS、というように移行方針と要員の状況で使い分ける。
IaaS・PaaSは試験でどう引っ掛けられる?
OSのパッチ適用の責任はIaaSでは利用者側、PaaSでは事業者側にあるなど、層によって責任の境界が動く。「クラウドだから運用は全部事業者任せ」と考えると誤る。
IaaS・PaaSと関連する用語
IaaS・PaaSが出た過去問
NISTの定義によるクラウドコンピューティングのサービスモデルにおいて,パブリッククラウドサービスの利用企業のシステム管理者が,仮想サーバのゲストOSに対するセ…
正解:IaaS:実施可/PaaS:実施不可/SaaS:実施不可
要点:ゲストOSのパッチ管理はIaaSだけ利用者の責任
IaaSでは利用企業が仮想サーバのOSより上を管理するため、ゲストOSへのパッチ適用は利用者の責任範囲です。PaaSはミドルウェアより下を事業者が管理し、SaaSはアプリケーションまで事業者が管理するため、いずれも利用者はゲストOSに手を入れられません。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問8(IPA)JIS X 9401:2016(情報技術-クラウドコンピューティング-概要及び用語)の定義によるクラウドサービス区分の一つであり,クラウドサービスカスタマの責任…
正解:PaaS
要点:アプリだけ利用者が責任を負う形態がPaaS
利用者がアプリケーションの実装とそのデータ保護まで責任を負い、DBMS・OS・ハードウェアは事業者が管理する形態はPaaSです。利用者はアプリケーションを開発・配置するだけで、実行基盤の保守は事業者に委ねられます。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問10(IPA)JIS X 9401:2016(情報技術-クラウドコンピューティング-概要及び用語)の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、クラウドサービスカスタマが表中…
正解:PaaS
要点:アプリだけ利用者が持つ責任分担はPaaS
アプリケーションの実装とそのデータの扱いだけを利用者が担い、DBMS・OS・ハードウェアはすべて提供者が管理するという分担は、実行環境(プラットフォーム)を提供するPaaSの責任分界に一致する。IaaSであれば利用者がOSやミドルウェアの管理まで負い、SaaSであれば利用者はアプリケーション自体の実装に関与しない。責任共有モデルの層の切れ目を押さえておきたい。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問11(IPA)JIS X 9401:2016 (情報技術-クラウドコンピューティング-概要及び用語) の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、クラウドサービスカスタマが…
正解:PaaS
要点:アプリ層だけ利用者が担い基盤は事業者が担うのがPaaS
利用者がアプリケーションの開発とその中でのアクセス制御・暗号化に責任をもち、DBMSやOS、ハードウェアの管理は事業者が担う分担は、アプリケーションの実行基盤だけを提供する形態、すなわちPaaSに当たる。IaaSではOSやミドルウェアの管理は利用者側の責務となり、SaaSではアプリケーション自体を事業者が提供するため、いずれも表の分担と合わない。責任共有モデルは、どの層までを事業者が管理するかで区分される。
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。