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緊急変更とは?きんきゅうへんこう

緊急変更とは、重大インシデントの復旧や、悪用が始まった脆弱性への対処のように、通常の変更管理の審議日程を待てない場合に、簡略化した承認経路で実施する変更。ECAB(Emergency CAB:緊急変更諮問委員会)など少人数・短時間の承認体制を使い、実施後に通常の記録と正式な事後承認を行う。標準変更・通常の変更と並ぶ変更カテゴリーの1つ。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

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背景

脆弱性が公表されて攻撃コードが出回るまでの時間は年々短くなり、週次のCABを待っていては侵入が先に来る。かといって承認そのものを飛ばすと、慌てて入れた修正が別の障害を起こしたときに誰も経緯を追えない。そこで「早く実施するが、記録と事後審査は残す」という専用の区分が置かれた。支援士では、ゼロデイ対応の運用手順と、緊急変更の乱発を防ぐ規程設計が問われる。

具体例

2021年12月にApache Log4jの脆弱性(Log4Shell)が公表された際、多くの組織は次回リリース枠を待たず、ECABの承認を得て当日中にバージョン更新か回避策(JNDI参照の無効化)を全サーバに適用し、翌営業日に事後レビューで影響と残作業を確認した。

試験での引っ掛け

変更管理規程には、緊急変更の定義・簡略化した承認手順・事後の記録と承認の扱いを明記しておく必要があり、これが無いと現場の判断だけで本番が変わる。緊急変更の件数比率はプロセスの健全性を示すKPIで、多いのは計画性の欠如を示す。「急ぎだから標準変更で通す」は誤りで、標準変更は事前承認済みの定型作業のこと。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 変更管理規程には、緊急変更の定義・簡略化した承認手順・事後の記録と承認の扱いを明記しておく必要があり、これが無いと現場の判断だけで本番が変わる。