ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスとは?ねっとわーくあどれすぶろーどきゃすとあどれす
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスとは、サブネットの先頭と末尾に置かれる2つの予約アドレス。ホスト部を全ビット0にしたものがそのネットワーク自体を指し、全ビット1にしたものが同一サブネット上の全員宛を指す。端末へは配れないので、収容可能な台数はホスト部のビット数から求めた総数より2つ少なくなる。
最終更新:2026-10-06
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IPアドレスは「どのネットワークか」と「その中のどの機器か」を一つの数値に詰め込んでおり、境界をサブネットマスクで自由に動かせる。動かせるようにした結果、各ブロックの両端を「ネットワーク自体」と「そこにいる全員宛」の予約に充てる決まりが必要になった。支援士でこれが問われるのは、後者の予約が攻撃の増幅に使われるためで、設計値の計算と禁止設定の理由が両方出る。
具体例
部門用に172.16.20.0/27を切った場合、先頭の172.16.20.0が予約され、末尾の172.16.20.31も予約されるので、実際に配れるのは30台ぶん。機器を30台以上つなぐ計画なら、この時点でマスク長を見直す判断になる。ルータどうしを結ぶ区間に/30を使うのも、余りが2つだけで対向2台にちょうど足りるため。
試験での引っ掛け
255.255.255.255宛のリミテッドブロードキャストはルータを越えず、アドレスを持たない端末が出すDHCPの最初の要求などで使われる。一方、サブネット宛のディレクテッドブロードキャストはルータが転送すると外部から届き、送信元を詐称したICMP要求で応答を一点へ集めるSmurf攻撃に悪用される。既定で転送を禁止するのはこのため。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問20(IPA)解説で登場
クラスBのIPアドレスで、サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合、利用可能なホスト数は最大幾つか。
正解:126
要点:利用可能ホスト数はホスト部のビット数から2を引いて求める
サブネットマスクFFFFFF80は2進で先頭25ビットが1、すなわち/25であり、ホスト部は残り7ビットとなる。7ビットで表せる組合せは128通りだが、すべて0のネットワークアドレスとすべて1のブロードキャストアドレスは端末に割り当てられないため、利用可能なホスト数は128−2で126となる。クラスBという条件はホスト数の計算そのものには影響しない。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問18(IPA)解説で登場
クラスCのネットワークを、50ノードずつ収納できる四つのサブネットに分割した場合のサブネットマスクはどれか。
正解:255.255.255.192
要点:クラスCを4分割すると/26でマスクは255.255.255.192
クラスCのアドレスブロックはホスト部が8ビットで256個のアドレスをもつ。これを四つに分けるにはホスト部から2ビットを借りてプレフィックスを26ビットにすればよく、サブネットマスクは255.255.255.192となる。各サブネットのアドレス数は64で、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた62台が収容でき、50ノードの要件を満たす。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。