ウォームスタンバイとは?うぉーむすたんばい
ウォームスタンバイとは、待機系にOSやアプリを導入して低負荷で起動させておき、主系の障害時にデータの最新化と切替操作を経て業務を引き継ぐ冗長化方式。常時同期して即時に切り替わるホットスタンバイと、機器だけ用意して起動から始めるコールドスタンバイの中間で、費用と復旧時間のバランスを取る。BCPではRTOが数十分〜数時間の業務に当てる。
最終更新:2026-10-06
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事業継続計画では、業務ごとに目標復旧時間(RTO)と目標復旧時点(RPO)を決め、それに見合う待機系の持ち方を選ぶ。全業務をホットスタンバイにすれば費用が倍近くかかり、全業務をコールドにすれば復旧が翌日になる。ウォームスタンバイは、常時同期は要らないが半日の停止は許されない業務のための中間解である。支援士試験では、待機系にも同じパッチ適用とアクセス制御が要る点や、切替時に古いデータで再開するリスクが問われる。
具体例
AWSの災害復旧戦略4段階のうち「Warm Standby」は、別リージョンに縮小構成のシステムを常時稼働させ、障害時にAuto Scalingで本番規模へ拡張してRoute 53のDNSを切り替える構成として公式ドキュメントに示されている。RDSのリードレプリカを昇格させてから書込みを受けるため、レプリケーション遅延ぶんのデータ差が生じ得る。
試験での引っ掛け
ホット・ウォーム・コールドの違いは「待機系がどこまで準備できているか」で、ウォームは自動即時切替ではなく、データ最新化と切替の手順が要る。デュアルシステムのように2系統が同時に処理して結果を照合する構成とは別物。待機系のセキュリティ更新を怠ると、切り替えた瞬間に古い脆弱性を抱えた本番になる点も見落としやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (19) サービス継続管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。