ガントチャートとは?がんとちゃーと
ガントチャートとは、縦軸に作業、横軸に時間を取り、各作業の開始日・終了日と実施期間を横棒で表す工程表。棒の長さが期間、位置が時期を示し、計画の棒に実績の棒を重ねれば遅れている作業が一目で分かる。専門知識が無くても読めるため、経営層や利用部門への進捗報告に向く一方、作業間の依存関係やクリティカルパスは表現できない。
最終更新:2026-10-06
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作業の割当てと実績が帳簿の数字で管理されていた20世紀初頭、進んでいるのか遅れているのかを一目で見る手段が無かった。時間を横軸に取って作業を棒で描くという単純な変換で、誰にでも状況が読めるようになった。100年たっても現場の報告資料の中心にあるのは、この「説明しなくても伝わる」性質のため。PMにとっては、経営層への報告と現場への指示を同じ1枚で兼ねられる点が実利になる。
具体例
ヘンリー・ガントが1910年代に考案し、Microsoft Project、Backlog、Redmineといった現在のツールがいずれも標準画面として備えている。実務では計画の棒の下に実績の棒を重ね、基準日の縦線より左に届いていない作業を遅延として拾い上げる。
試験での引っ掛け
依存関係とクリティカルパスの把握には向かず、それはアローダイアグラムやPDMの役割。逆に「日程と進捗の見やすさ」はガントチャートの利点なので、長所と短所を入れ替えた選択肢が置かれる。棒の長さは作業量ではなく期間である点も混同しやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問8(IPA)
工程管理図表の特徴に関する記述のうち,ガントチャートのものはどれか。
正解:作業の相互関係の把握には適さないが,作業計画に対する実績を把握するのに適しており,個人やグループの進捗管理に利用される。
要点:ガントチャートは進捗把握に強いが作業間の関係は表せない
ガントチャートは横軸に時間をとり、作業ごとに計画と実績の期間を帯で示す図表である。予定に対する進み具合が視覚的に分かるので個人やグループの進捗管理に向く一方、作業間の先行後続の関係は表現できない。作業の相互関係を扱いたい場合はアローダイアグラムなどを使う。
出典:平成31年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
工程管理図表の特徴に関する記述のうち、ガントチャートのものはどれか。
正解:作業の相互関係の把握には適さないが、作業計画に対する実績を把握するのに適しており、個人やグループの進捗管理に利用される。
要点:ガントチャートは実績把握向き、作業間の関係は表せない
ガントチャートは横軸に時間、縦軸に作業を取り、各作業の予定期間と実績を帯で表す図表である。個々の作業の開始・終了と進み具合が視覚的に分かる一方、作業どうしの依存関係やクリティカルパスは表現できない。そのため個人やグループ単位の進捗管理に向く。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問5(IPA)
工程管理図表の特徴に関する記述のうち、ガントチャートのものはどれか。
正解:作業の相互関係の把握には適さないが、作業計画に対する実績を把握するのに適しており、個人やグループの進捗管理に利用される。
要点:ガントチャートは実績把握向きで作業間の関係は表せない
ガントチャートは横軸に時間、縦軸に作業を取り、各作業の予定と実績を帯で表す図表である。作業ごとの進み具合を視覚的に確認できる一方、作業間の依存関係やクリティカルパスは表現できないため、個人やグループ単位の進捗管理に用いられる。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問8(IPA)解説で登場
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 6. プロジェクトの時間 > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。