3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)とは?
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)とは、システムを画面表示を担う層、業務処理を担う層、データ管理を担う層に分けて構成する方式。層ごとに独立して変更・増強できるため、画面刷新やデータベース移行の影響範囲を局所化できる。エンタープライズ系の基本形として問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では29回出題されています(2016年度〜2025年度)。
さんそうあーきてくちゃ
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)の意味
システムを画面表示を担う層、業務処理を担う層、データ管理を担う層に分けて構成する方式。層ごとに独立して変更・増強できるため、画面刷新やデータベース移行の影響範囲を局所化できる。エンタープライズ系の基本形として問われる。
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)の具体例
スマートフォン対応で画面層だけを作り直し、業務処理層とデータ層は据え置く。負荷が業務処理に偏っていれば、その層のサーバだけを水平に増やす。層をまたぐ呼出しをAPIに限定しておくことが、この分離の前提になる。
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)は試験でどう引っ掛けられる?
物理的なサーバ3台構成と論理的な3層を混同しやすい。層は論理的な役割分担で、1台に同居させることもある。また、画面層に業務判定を書き込むと分離が崩れ、層構造の利点が失われる点が実務上の落とし穴。
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)と関連する用語
3層アーキテクチャ(プレゼンテーション・ファンクション・データ)が出た過去問
DNSSECの機能はどれか。
正解:DNSサーバから受け取るリソースレコードに対するディジタル署名を利用して,リソースレコードの送信者の正当性とデータの完全性を検証する。
要点:DNSSECは署名検証でDNS応答の正当性と完全性を確認する
DNSSECは、DNSのリソースレコードにディジタル署名を付与し、受信側が公開鍵で検証する仕組みである。これにより、そのレコードが正当な権威サーバから出たものであること(送信者の正当性)と、途中で改ざんされていないこと(完全性)を確認でき、キャッシュポイズニングへの対策になる。レコードの秘匿を目的とするものではない。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問25(IPA)ファンクションポイント法の一つであるIFPUG法では,機能を機能種別に従ってデータファンクションとトランザクションファンクションとに分類する。機能種別を適切に分…
正解:データファンクション:EIF,ILF / トランザクションファンクション:EI,EO,EQ
要点:ILFとEIFがデータ、EI・EO・EQがトランザクションファンクション
IFPUG法では、データを保持する機能をデータファンクション、データを出し入れする処理をトランザクションファンクションに分類する。前者は内部論理ファイル(ILF)と外部インタフェースファイル(EIF)の2種類、後者は外部入力(EI)、外部出力(EO)、外部照会(EQ)の3種類である。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問13(IPA)新しく編成するプロジェクトチームの開発要員投入計画に基づいてPCをレンタルで調達する。調達の条件を満たすレンタル費用の最低金額は何千円か。 〔調達の条件〕 (1…
正解:470
要点:月単位契約では前後の準備期間も含めた台月数で費用が決まる
各PCは初回利用の前月にセットアップ、最終利用の翌月にデータ消去の期間が必要で、契約は月単位である。要員数の推移に合わせて段階的に調達すると、2台を1〜12月、2台を2〜12月、3台を3〜10月、2台を5〜10月、2台を5〜10月と借りる形になり、延べ94台月となる。94×5千円=470千円が最低額である。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問15(IPA)データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:ログ情報を用いて復旧するときの平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすと復旧時のログ適用時間が増える
フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、1回のバックアップ以降に蓄積されるログの量が約2倍になる。障害から復旧する際は、直前のフルバックアップを戻したうえでその後のログを適用するため、ログ適用にかかる時間が約2倍に増える。バックアップ1回当たりのデータ量や処理時間は、データベースの大きさで決まるので変わらない。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問19(IPA)データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として,適切なものはどれか。
正解:システム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
要点:DAは論理設計と標準化、DBAは物理設計と運用を担う
データ管理者(DA)は、組織全体のデータを資源としてとらえ、データ項目の意味や名称を標準化し、論理データベース設計を主導する役割である。一方、物理設計、性能チューニング、容量計画、障害復旧といった実装・運用面はデータベース管理者(DBA)が担う。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。