限界値分析とは?げんかいちぶんせき
限界値分析とは、入力を扱いの変わらない範囲へ分けたうえで、その境目とすぐ前後の値を狙ってテストするブラックボックス技法。誤りは範囲の内側ではなく境目の不等号や桁の扱いで起きるという経験に基づき、少ないケースで欠陥を当てにいく。
最終更新:2026-10-06
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あらゆる値を試すことはできないので、どの値を選ぶかがテスト設計そのものになる。範囲の真ん中の値をいくつ試しても同じ経路しか通らず、件数を増やすほど無駄が積み上がる。一方で境目には、「以上」と「超える」の書き違い、確保した領域の端、桁の繰り上がりといった誤りが集中する。だから境目に絞るほうが、同じ件数で見つかる欠陥が多くなる。
具体例
上限が決まる値の処理では境目を直接突く。MTUが1500バイトなら1499・1500・1501を与えて、超えた場合に分割されるのか破棄されるのかを確かめる。VLAN IDなら0・1・4094・4095を選び、予約値の扱いまで合わせて見る。
試験での引っ掛け
同値分割との違いで問われる。同値分割は「同じ扱いになる範囲から代表値を1つ」選び、限界値分析は「その範囲の境目とその前後」を選ぶ。どちらも内部構造を見ないブラックボックス技法で、命令網羅や分岐網羅とは別系統である。境目は仕様上のもので、実装上の境目と一致するとは限らない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。