最小二乗法とは?さいしょうにじょうほう
最小二乗法とは、観測値とモデルの予測値との差(残差)の2乗和が最小になるようにパラメータを決める方法。回帰直線の傾きと切片を求める標準的な手法で、過去の測定値から先の値を外挿する土台になる。ネットワークでは、月ごとの帯域使用量の伸びから増速の時期を見積もる場面で使う。
最終更新:2026-10-06
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回線の増速や機器の更改は、発注から開通まで数か月かかる。輻輳が起きてから動いたのでは間に合わないため、まだ余裕があるうちに「いつ上限に届くか」を数字で示す必要がある。点の集まりに勘で線を引くと人によって結論が変わるので、ずれの2乗和を最小にするという1つの基準で線を決め、誰が引いても同じ答えになるようにした。
具体例
MRTGやGrafanaに蓄えた月次のピーク帯域を縦軸、月を横軸に取って回帰直線を引き、回線速度の70%に達する月を読む。その月から調達期間を逆算した時点が、増速を申請する期限になる。
試験での引っ掛け
基準になるのは残差を2乗して足した値で、そのまま足した和でも絶対値の和でもない。符号の違うずれが打ち消し合う和は、最小にしても当てはまりの良さを表さないためである。測るずれの向きも目的変数の方向に限られ、点から直線へ垂直に下ろした距離ではない。外れ値の影響を強く受ける点も押さえる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。