RFI・RFP・RFQとは?あーるえふあい・あーるえふぴー・あーるえふきゅー
RFI・RFP・RFQとは、調達の段階ごとに発注者が出す依頼文書。RFI(Request For Information:情報提供依頼書)で市場と技術の情報を集め、RFP(提案依頼書)で要求事項を示して実現方式・体制・価格を含む提案を求め、RFQ(見積依頼書)で価格の見積りを求める。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
発注者が実現手段の相場を知らないまま仕様を固めると、実在しない前提の要求書ができあがり、提案の比較もできない。一方でいきなり提案を求めれば、供給者側が無駄な工数を負う。情報収集・提案要求・価格確定という目的の違う依頼を段階で分けることで、双方の手戻りを減らしている。
具体例
官公庁の情報システム調達では、まず情報提供依頼(意見招請)を公示して市場から実現方式の情報を集め、その結果を反映した調達仕様書で入札公告を出す流れが制度化されている。デジタル庁や各府省の調達情報ページで、意見招請と入札公告が順に掲載されているのを確認できる。
試験での引っ掛け
RFI は情報収集の段階であって、提案や見積りを求める段階ではない点が RFP との定番の取り違え。また RFP に書くのは「要求」であり実現方式ではなく、方式まで指定すると供給者の提案力を使えなくなる。RFQ は仕様が確定した調達に使うもので、方式が未定の段階では成立しない。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問25(IPA)解説で登場
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
正解:調達者から供給者候補に対して、システム化の目的や業務内容などを示し、必要な情報の提供を依頼すること
要点:RFIは提案依頼の前に情報提供を求める文書
RFI(Request For Information、情報提供依頼書)は、調達の準備段階で調達者が供給者候補に対してシステム化の目的や業務内容を示し、実現可能な技術や製品、概算費用などの情報提供を求める文書である。RFIで集めた情報を踏まえて、後にRFP(提案依頼書)を作成する。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問25(IPA)解説で登場
RFIを説明したものはどれか。
正解:システム化に当たって、現在の状況において利用可能な技術・製品、ベンダにおける導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダに依頼する文書
要点:RFIは実現手段の情報提供をベンダに依頼する文書
RFI(Request For Information)は情報提供依頼書で、システム化の構想段階において、利用可能な技術・製品や他社での導入実績といった実現手段に関する情報の提供をベンダに求める文書である。この情報をもとに調達要件を固め、次の段階でRFP(提案依頼書)を出す流れになる。
出典:令和5年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問25(IPA)解説で登場
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明はどれか。
正解:調達者から供給者候補に対して、システム化の目的や業務内容などを示し、必要な情報の提供を依頼すること
要点:RFIで情報を集めてからRFPで提案を求めるのが調達の流れ
RFI(情報提供依頼書)は、調達の初期段階で調達者が供給者候補に対し、システム化の目的や業務内容を示して技術動向や実現手段などの情報提供を求める文書である。ここで集めた情報を基に要件や調達条件を固め、その後にRFPで提案を依頼する。
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 3. 調達計画・実施 > (2) 調達の実施に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。