実費償還契約とは?じっぴしょうかんけいやく
実費償還契約とは、実際にかかった費用を買い手が支払い、それに加えて売り手の報酬(フィー)を支払う契約。仕様が固まらず作業量を見積もれない研究開発型の作業で使われ、コスト超過のリスクは買い手が負う。報酬の決め方によりCPFF(定額フィー)、CPIF(インセンティブフィー)、CPAF(アワードフィー)に分かれる。
最終更新:2026-10-07
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作業量が読めない仕事を定額の請負にすると、売り手はリスク分を価格へ上乗せするか、途中で追加費用を巡って争うかになる。リスクを買い手が引き取って価格を実費に固定すれば契約は成立するが、今度は売り手にコストを抑える動機が無くなる。報酬の型が3つあるのは、その動機を作り直すためである。
具体例
要件が流動的な先行検証フェーズを、実費+実費の10%という条件で委託する。報酬を定額にすれば、コストを膨らませても売り手の取り分は増えず、CPFFはこの性質を狙った型になる。
試験での引っ掛け
定額契約との比較でリスクの持ち手が問われる。定額はコスト超過のリスクを売り手が負い、実費償還は買い手が負う。またCPFFの報酬は定額なので、実費が増えても報酬額は変わらない。ここを「実費に比例して報酬も増える」と取り違えやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 3. 調達計画・実施 > (2) 調達の実施に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。