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CRYPTRECとは?くりぷとれっく

CRYPTRECとは、電子政府で利用される暗号技術の安全性を評価・監視する日本のプロジェクト。成果物である「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC暗号リスト)」は、電子政府推奨暗号リスト・推奨候補暗号リスト・運用監視暗号リストの3つで構成され、デジタル庁・総務省・経済産業省が策定主体として並ぶ。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

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背景

午前I(令和8年度から科目A-1)のセキュリティ分野では、暗号の数学的な中身ではなく制度と組織の名前が問われる。受験者にとってセキュリティは専門外の1分野であることが多く、アルゴリズムの強度まで踏み込む余裕はない。その代わりに、CRYPTREC・JPCERT/CC・NISC・日本産業標準調査会(JISC)といった似た顔ぶれを説明文と1対1で対応付けられるか、そして暗号リストの3区分を言い当てられるかで点が決まる。覚える単位は「何をする組織か」と「リストの名前と定義」の2つに絞ってよい。

具体例

電子政府推奨暗号リストは、安全性と実装性能が確認された暗号技術のうち、市場における利用実績が十分であるか今後の普及が見込まれると判断され、利用を推奨するもののリストである。推奨候補暗号リストは、安全性と実装性能は確認されたが利用実績がまだ十分でないもの。運用監視暗号リストは、安全性の低下が確認され新規の利用は推奨しないが、互換性を維持する目的で当面の利用を認めるものを載せる。

試験での引っ掛け

3つのリストの定義を入れ替えた選択肢が正面から出る。特に「格下げされ、互換性維持目的で利用する暗号技術のリスト」は運用監視暗号リストの説明であって、推奨候補暗号リストにも電子政府推奨暗号リストにも当たらない。「格下げ」という語に引かれて推奨候補を選ばせる作りになっている。組織の側では、CRYPTRECを「国内のインシデント報告を受け付け、対応を支援し、手口を分析する組織」(JPCERT/CC)や「内閣官房に置かれサイバー攻撃への司令塔機能を担う組織」(NISC)と取り違える誤答が仕込まれる。CRYPTRECは暗号技術の安全性を評価・監視するプロジェクトであって、インシデント対応も政策の総合調整も担わない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 3つのリストの定義を入れ替えた選択肢が正面から出る。