状態遷移図・状態遷移表とは?
状態遷移図・状態遷移表とは、システムが取りうる状態と、イベントによる状態の移り変わりを表す図法・表形式。図は状態を丸、遷移を矢印(イベント/アクション付き)で描き、表は行に状態、列にイベントを取って交差点に遷移先を書く。組込みや通信プロトコル、画面遷移の設計で使う。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
じょうたいせんいずじょうたいせんいひょう
状態遷移図・状態遷移表の意味
システムが取りうる状態と、イベントによる状態の移り変わりを表す図法・表形式。図は状態を丸、遷移を矢印(イベント/アクション付き)で描き、表は行に状態、列にイベントを取って交差点に遷移先を書く。組込みや通信プロトコル、画面遷移の設計で使う。
状態遷移図・状態遷移表の具体例
自動販売機なら「待機」「金額投入済」「販売中」の3状態を置き、投入・選択・返却の各イベントで遷移を定義する。状態3×イベント3=9マスの表を作れば、「販売中に返却ボタンを押した場合」といった見落としがちな組合せが空欄として機械的に炙り出せる。
状態遷移図・状態遷移表は試験でどう引っ掛けられる?
図と表は同じ情報を持つが、網羅性の確認に強いのは表のほう。図は遷移が無い組合せを描かないので抜けに気づけない。逆に全体像の把握は図が優れる。「表のほうが直感的に分かりやすい」という選択肢は逆。
状態遷移図・状態遷移表と関連する用語
状態遷移図・状態遷移表が出た過去問
表は、入力記号の集合が{0,1}、状態集合が{a,b,c,d}である有限オートマトンの状態遷移表である。長さ3以上の任意のビット列を左(上位ビット)から順に読み…
正解:c
要点:受理状態は目的の並びを読み終えた時点の状態
初期状態aから110を読ませると、1でb、次の1でd、最後の0でcに至る。さらにcは0を読むとa、1を読むとbへ移り、末尾が110になった瞬間だけcに入る構造になっている。したがって受理状態はcとすればよい。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問2(IPA)業務要件定義において,業務フローを記述する際に,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐・並行・同期を含む処理の流れを表す
アクティビティ図は業務やシステムの処理の流れを表すUMLの図で、条件による分岐(デシジョン)と合流、並行処理の開始と終了を表すフォークとジョインを記述できる。そのため業務フローの記述に適している。クラス図は静的構造、状態遷移図は状態の変化、ユースケース図は機能と利用者の関係を表す。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。