アジャイル宣言の背後にある原則とは?あじゃいるせんげんのはいごにあるげんそく
アジャイル宣言の背後にある原則とは、アジャイルソフトウェア開発宣言が掲げる4つの価値を、実践できる形に具体化した12の原則。動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度であること、要求の変更を歓迎すること、持続可能なペースを保つことなど、何を判断の基準に置くかを述べたもので、作業手順を定めたものではない。
最終更新:2026-10-07
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宣言の4つの価値は「AよりもBを重んじる」という対比の形で書かれており、それだけでは現場で何をすればよいか決まらない。12の原則は、その価値を守ろうとすると導かれる行動指針を並べたもので、価値と個別の手法(スクラムやXPなど)の間をつなぐ層にあたる。原則を欠いたまま手法だけ導入すると形だけになる、という批判はこの位置づけから出ている。
具体例
「持続可能なペース」に沿えば、納期前に残業を積んで一時的に生産量を上げるのではなく、一定の速度で出し続けられるよう1回あたりの作業量を調整する。「動くソフトウェアが尺度」に沿えば、設計書の完成率ではなく、実際に動作して受け入れられた機能の量で進捗を報告する。
試験での引っ掛け
「宣言」と「背後にある原則」は別の文書で、4つの価値を述べたのが宣言、12項目が原則である。また「AよりもBを重んじる」は左側を捨てるという意味ではなく、文書化も計画も価値はあるが優先順位が低いという主張にすぎない。要求の変更は歓迎する対象であって、抑制する対象ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。