木構造とは?きこうぞう
木構造とは、節(ノード)と枝(エッジ)で階層関係を表すデータの持ち方(データ構造)。最上位の節を根、子を持たない節を葉といい、ぐるりと一周して元に戻る経路(閉路)を持たない。ファイルシステムや組織図、文の構造を表す構文解析木などの表現に使われる。節の数がnなら、枝の数は必ずn−1になる。
最終更新:2026-10-10
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データが増えると、一列に並べただけでは目的のものを探すのに端から順に見るしかなく、置き場所の整理もつかない。大きなまとまりの下に小さなまとまりをぶら下げて、段ごとに絞り込める形にすれば、探す手間も整理の手間も減らせる。この「上下の関係でつなぐ」考え方をデータの持ち方にしたのが木構造である。
具体例
ある節が根から何段下にあるかを、根からその節までの枝の本数で表したものを深さ(レベル)と呼び、木全体の最大深さを高さという。1つの節が持つ子の数を次数といい、次数が最大2の木を二分木と呼ぶ。7個の節を持つ木なら枝は必ず6本になる。
試験での引っ掛け
「閉路がある」ものは木ではなくグラフ。また根は1つだけで、各節の親は高々1つ(根だけが親を持たない)。深さの数え方が「根を0とするか1とするか」で答えがずれるため、問題文の定義を必ず確認する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問87(IPA)
木構造を採用したファイルシステムに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できる。
要点:木構造では親が違えば同名のディレクトリを作成できる
木構造のファイルシステムでは、ディレクトリを入れ子にして階層を作り、ファイルやディレクトリは所属する階層の中で名前が一意であればよい。したがって階層(親ディレクトリ)が異なれば、同じ名称のディレクトリを別々に作ることができる。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)
ディレクトリ又はファイルがノードに対応する木構造で表現できるファイルシステムがある。ルートディレクトリを根として図のように表現したとき,中間ノードである節及び末…
正解:節=ディレクトリ, 葉=ディレクトリ又はファイル
要点:節はディレクトリのみ、葉は空ディレクトリかファイル
木構造で枝が伸びる途中の節には、配下に別のノードをもつディレクトリだけが対応します。一方、末端の葉にはファイルのほか、中身のない空のディレクトリも来られるため、葉はディレクトリ又はファイルとなります。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。