ペルソナとは?ぺるそな
ペルソナは、システムや商品の想定利用者を、年齢・職業・生活の様子・使う場面まで決めた一人の具体的な人物像として作ったものである。調査で分かった事実をもとに作り、設計で迷ったときに「この人ならどうか」と立ち返るための基準として使う。デザイン思考で用いられる手法にあたる。
最終更新:2026-10-10
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「利用者にとって使いやすく」という言い方では、会議の参加者がそれぞれ違う相手を思い浮かべたまま議論が進み、機能を足すか削るかが決まらない。想定する人物を一人に固定してしまえば、判断の物差しがそろい、その人が使わない機能を落とす決断ができる。全員に向けて作ろうとすると誰にも使いにくくなる、という失敗を避けるための道具である。
具体例
社内の経費精算アプリを作るとき、「入社3年目の営業担当、外回りの移動中に片手でスマートフォンを操作し、月末の締切直前にまとめて入力する」というペルソナを置く。すると、入力項目を減らし、領収書は写真を撮るだけで登録できる形が自然に選ばれ、パソコン前提の細かい入力画面は候補から外れる。
試験での引っ掛け
ターゲットセグメントとの違いが出題点である。セグメントは「20代女性」のように属性の範囲で表した集団、ペルソナは一人の具体的な人物像として表す。またペルソナは調査に基づいて作る架空の人物であり、実在の特定の誰かを指すものでも、想像だけで作った人物でもない。UXデザインの構造化シナリオ法の三つのシナリオはバリュー・アクティビティ・インタラクションで、この並びにペルソナを混ぜた選択肢が出る。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)解説で登場
UXデザインで用いられることがある構造化シナリオ法における、三つのシナリオはどれか。
正解:アクティビティ、インタラクション、バリュー
要点:構造化シナリオはバリュー→アクティビティ→インタラクション
構造化シナリオ法では、まず利用者にとっての価値を描くバリューシナリオを作り、次にその価値を実現する行動の流れをアクティビティシナリオとして詳細化し、最後に具体的な操作のやりとりをインタラクションシナリオとして表す。抽象から具体へ三段階で落とし込む点が特徴である。ペルソナは想定利用者像であり、シナリオそのものではない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。