プロジェクト憲章とは?ぷろじぇくとけんしょう
プロジェクト憲章とは、プロジェクトの存在を正式に承認し、目的・目標・プロジェクトマネージャーの権限などを定める文書。プロジェクトの立ち上げ段階で作成される。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
プロジェクトは他の部署や外部の人にも協力を頼まなければ進まないが、「誰が決めた仕事で、責任者は誰か」が曖昧だと、頼んでも断られたり、判断のたびに上へ確認が戻ったりする。そこで、始める前に承認する側が目的と責任者の権限を文書で示し、周りが協力する根拠を作る。計画を立てる前に出すのは、この土台が先に必要だからである。
具体例
経営層が「新会計システム導入プロジェクト」の実施を正式に承認し、目的・予算枠・プロジェクトマネージャーを定めた文書を発行する。
試験での引っ掛け
立ち上げ段階でプロジェクトを正式に承認し、プロジェクトマネージャーに権限を与える文書。承認するのはスポンサー(予算や人員を確保して後ろ盾になる経営側の責任者)側で、プロジェクトマネージャー(PM)が作る詳細な計画書やWBS(作業を細かく分けた一覧)はこの後の計画段階。憲章=計画書と読むと誤り。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問41(IPA)
プロジェクト立上げ時に、プロジェクトの活動を総合的に管理及び調整するために、プロジェクト憲章を定める。プロジェクト憲章に盛り込むべき内容として、適切なものはどれ…
正解:プロジェクトの目的
要点:プロジェクト憲章は目的と権限を示し立ち上げを承認する文書
プロジェクト憲章は、プロジェクトの立ち上げを正式に承認し、その存在意義を示す文書である。何のために行うのかという目的や概要、プロジェクトマネージャの任命と権限などを記す。詳細なスケジュールや体制、各分野の計画は、憲章の承認を受けたあとに作成する計画書側の内容となる。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問45(IPA)
プロジェクトにおいて、新規プロジェクトを正式に認可する文書として、適切なものはどれか。
正解:プロジェクト憲章
要点:プロジェクトを正式に認可する文書がプロジェクト憲章
プロジェクト憲章は、プロジェクトの存在を正式に認可し、プロジェクトマネージャの任命と権限、目的や概要、主要な制約を明文化する文書である。組織としての着手承認を示すため、計画づくりはこの文書の発行を起点として進む。
出典・参考
公式シラバスの5 プロジェクトマネジメント > 27. プロジェクトマネジメント > (1) プロジェクトマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。