プロジェクトマネージャとは?ぷろじぇくとまねーじゃ
プロジェクトマネージャとは、プロジェクト目標の達成に責任をもち、計画・実行・監視コントロールを統括する責任者。スコープ・時間・コスト・品質などの制約条件のバランスを取りながら、ステークホルダの期待をマネジメントする。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
プロジェクトには期限と予算があり、関わる人も部署も多い。全員がそれぞれの判断で動くと、進みの遅れや品質の問題に誰も責任を持たず、期限や費用が膨らんでも止める人がいない。そこで、目標の達成に責任を持ち、全体を見ながら調整する役を一人置くようになった。
具体例
進捗遅延に対して、要員追加(クラッシング)と作業の並行化(ファストトラッキング)のコスト/リスクを比較し、スポンサの承認を得て対策を決める。
試験での引っ掛け
プロジェクト憲章を「作成する」のはスポンサ側の権限であり、PMは作成を支援・依頼される立場。PMを任命するのも憲章の役割。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問34(IPA)
プロジェクトを管理する上で、プロジェクトマネージャが考慮すべき制約条件の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:対象範囲、納期、予算
要点:プロジェクトの三大制約はスコープ・納期・予算
プロジェクトマネジメントでは、成果物の範囲(スコープ)、期限、費用の三つが互いに影響し合う基本的な制約とされる。どれか一つを変えれば他にしわ寄せがいくため、三者の均衡を保つことが管理の中心となる。リスクは管理すべき対象領域の一つではあるが、この三大制約とは性格が異なる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問41(IPA)解説で登場
プロジェクト立上げ時に、プロジェクトの活動を総合的に管理及び調整するために、プロジェクト憲章を定める。プロジェクト憲章に盛り込むべき内容として、適切なものはどれ…
正解:プロジェクトの目的
要点:プロジェクト憲章は目的と権限を示し立ち上げを承認する文書
プロジェクト憲章は、プロジェクトの立ち上げを正式に承認し、その存在意義を示す文書である。何のために行うのかという目的や概要、プロジェクトマネージャの任命と権限などを記す。詳細なスケジュールや体制、各分野の計画は、憲章の承認を受けたあとに作成する計画書側の内容となる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問42(IPA)
利用部門からの要望を受けて、開発部門でシステム開発のプロジェクトを立ち上げた。プロジェクトマネージャの役割として、最も適切なものはどれか。
正解:プロジェクトの進捗を把握し、問題が起こらないように適切な処置を施す。
要点:PMの役割は進捗把握と問題への適切な対処
プロジェクトマネージャは、計画した品質・コスト・納期の目標を達成する責任を負い、進捗や課題を把握して必要な手を打つ役割を担う。要件を出すのは利用部門、資金を用意するのはプロジェクトオーナやスポンサーであり、役割の違いを区別しておく。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問33(IPA)
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問46(IPA)
プロジェクトマネージャが行うプロジェクト関係者とのコミュニケーションに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:どのような報告をいつ、だれに対してどのような方法で行うか、プロジェクトの開始時点で決めておく。
要点:報告の内容・時期・相手・手段を開始時に決める
プロジェクトでは、報告の内容・時期・相手・手段をあらかじめ計画として定めておくことで、情報の行き違いや報告漏れを防げる。これはコミュニケーション計画と呼ばれ、開始時点で合意しておくべき事項である。場当たり的な連絡や、規模に見合わない全員参加の会議は、かえって効率を損なう。
出典・参考
公式シラバスの5 プロジェクトマネジメント > 27. プロジェクトマネジメント > (1) プロジェクトマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。