データマスキングとは?データマスキング
データマスキングは、氏名や口座番号といった実際の値を、別の値や記号に置き換えて元の値が分からないようにすることである。桁数や書式といったデータの形は保ったまま中身だけを差し替えるため、本物の個人情報を使わずに画面表示や動作の確認ができる。
最終更新:2026-10-10
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システムの試験は、本番と同じ量・同じ形のデータでないと不具合を見つけられない。しかし本番の顧客データをそのまま開発部門や外部の委託先へ渡せば、そこが新たな漏えいの経路になる。形は本物のまま、中身だけ偽物にすればこの矛盾が解ける。運用の現場でも、担当者の仕事に必要なのは「どの口座か見分けられること」であって番号そのものではない場面が多い、という発想につながる。
具体例
クレジットカードの利用明細で番号が「**--**-1234」と表示されるのは、画面に出すときだけ伏せる動的マスキングである。一方、試験環境へ顧客データを複製する際に、氏名を架空の名前に、電話番号を実在しない番号に置き換えてしまうのが静的マスキングにあたる。
試験での引っ掛け
暗号化との違いが出題点である。暗号化は鍵があれば元に戻せる可逆な処理、マスキングは元の値を捨てる不可逆な処理が基本になる。したがって鍵の管理という問題は起きない代わりに、後から本物の値が必要になっても復元できない。もう一つ、画面表示だけを伏せる方式では、元のデータはそのまま残っているので、データベースを直接見られれば意味がない点に注意する。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 5. セキュリティ関連法規 > (4) パーソナルデータの保護に関する国際的な動向に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。