デバイスドライバとは?でばいすどらいば
デバイスドライバとは、周辺機器ごとの扱い方をOSに教え、その機器を使えるようにする専用ソフトウェア。プリンタもスキャナも製品ごとに信号の送り方が違うため、OSが出す共通の指示をドライバがその機器向けの信号へ翻訳する。USB機器を挿すだけで使えるのは、この導入が自動で行われるプラグアンドプレイの働きによる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
機器の制御をアプリごとに書いていた時代は、新型プリンタが1機種出るたびに業務ソフトを作り直す必要があり、機器も選べなかった。機器メーカーが自社製品用のドライバを配り、OSは共通の窓口だけを用意するという分担にしたことで、アプリは機器の違いを知らずに済むようになった。ITパスポートでは入出力デバイスの節に置かれ、「機器を買ってつなぐだけでは動かない」という利用者側の実感と結びつけて問われる。
具体例
総務が複合機を入れ替えると、キヤノンやリコーの製品サイトから該当機種・該当OS用のドライバを落として各席のPCに入れる作業が発生する。Windowsの端末とMacの端末では別のものが必要で、入れ忘れた席だけ印刷できないという形で効き目が分かる。
試験での引っ掛け
機器の内部に組み込まれたファームウェアとの取り違えが定番。ドライバは機器側ではなくパソコン(OS)側に置く仲介ソフトなので、機器が同じでもOSやその版が変われば別のものが要る。メーカーが対応ドライバの提供をやめた古い機器は、新しいOSでは使えなくなるという向きも押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)
周辺機器をPCに接続したとき,システムへのデバイスドライバの組込みや設定を自動的に行う機能はどれか。
正解:プラグアンドプレイ
要点:プラグアンドプレイは接続時にドライバを自動で組み込む
プラグアンドプレイは、周辺機器を接続した際にOSが機器を自動的に認識し、対応するデバイスドライバの組込みや必要な設定を自動で行う仕組みである。利用者が手作業でドライバを導入したり資源の割当てを設定したりする手間を省ける。名前の似たプラグインはアプリケーションに機能を追加する部品を指し、別の概念である。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)
PCに接続された周辺機器を、アプリケーションプログラムから利用するために必要なものはどれか。
正解:デバイスドライバ
要点:デバイスドライバが周辺機器の違いを吸収し利用可能にする
デバイスドライバは、周辺機器ごとの制御の違いを吸収し、OSやアプリケーションから共通の手順で機器を扱えるようにするソフトウェアである。プラグアンドプレイは接続時に自動で設定を行う機能、ホットプラグは電源を入れたまま抜き差しできる仕組みで、いずれも利用のために必須の制御ソフトそのものではない。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)
PCと周辺機器の接続に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 PCに新しい周辺機器を接続して使うためには[ a ]が必要になるが,[ b …
正解:a:デバイスドライバ b:プラグアンドプレイ
要点:周辺機器にはドライバ、自動認識はプラグアンドプレイ
周辺機器をOSから制御するには、その機器に対応した制御ソフトウェアであるデバイスドライバが必要になる。プラグアンドプレイに対応した機器では、接続するとOSが機器を自動的に認識し、必要なドライバの組込みまで自動で行われる。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)
PCに接続された周辺装置と、OSやアプリケーションソフトとを仲介して、周辺装置を制御・操作するソフトウェアはどれか。
正解:デバイスドライバ
要点:デバイスドライバは周辺装置とOS・アプリを仲介し制御する
デバイスドライバは、周辺装置ごとの固有の制御方法を吸収し、OSやアプリケーションから共通の手順で装置を扱えるようにする仲介役のソフトウェアである。新しい装置を接続する際に導入が必要になるのはこのためである。アーカイバは複数ファイルをまとめる道具、インストーラは導入作業を行う道具、ミドルウェアはOSとアプリの間で共通機能を提供するソフトで、装置の制御は担わない。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 42. 入出力デバイス > (3) デバイスドライバに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。