シックスシグマとは?しっくすしぐま
シックスシグマとは、業務の結果を数値で測り、その「ばらつき」を統計の手法で小さくしていくことで、不良やミスを極めて少なくすることを目指す品質改善の手法。目標の水準は100万回に3.4回しか不良が出ない程度とされ、定義・測定・分析・改善・管理(DMAIC)の順に進める。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
品質の改善を現場の勘や経験に頼ると、どこに原因があるのかがはっきりせず、効果も確かめられない。1980年代に米国のモトローラが、結果のばらつきを数値で測って原因を統計的に突き止める進め方を体系化し、その後ゼネラル・エレクトリック(GE)が全社で取り入れたことで広く知られるようになった。
具体例
コールセンターで「問い合わせ1件の対応時間がオペレータによって大きく違う」という問題に取り組むなら、まず目標を決め(定義)、1か月分の対応時間を集め(測定)、長引く原因を統計的に調べ(分析)、手順書を作り直し(改善)、その後も対応時間を見張り続ける(管理)。製造業だけでなく、事務や営業の業務改善にも使われる。
試験での引っ掛け
σ(シグマ)は「標準偏差」、つまり数値のばらつきの大きさを表す記号で、平均値ではない。シックスシグマは「ばらつきを減らして不良を出さない」活動で、検査を厳しくして不良品を後から取り除く活動ではない。また、現場の小グループが自主的に進めるQCサークルとは違い、経営主導で専任の担当者が改善プロジェクトを率いる進め方をとる。
関連用語
出た過去問
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問24(IPA)
シックスシグマ活動に関する説明として、適切なものはどれか。
正解:対象とする業務の品質を数値化し、そのばらつきを抑制することによって、業務品質を改善する。
要点:シックスシグマは数値化したばらつきを抑えて品質を高める活動
シックスシグマは、業務の結果を数値で測り、そのばらつき(標準偏差)を統計的に小さく抑えることで欠陥の発生を極小化しようとする品質改善活動である。定義・測定・分析・改善・管理という手順で進め、勘ではなくデータに基づいて改善する点が特徴である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。