SIS(戦略情報システム)とは?えすあいえす
SIS(戦略情報システム)とは、単なる業務の効率化にとどまらず、他社に対する競争優位を築くことを目的として構築・活用される情報システムのこと。Strategic Information Systemの略称で、コスト削減や事務処理の自動化を目的とした従来型の情報システムとは異なり、経営戦略と一体になって新しい顧客価値やビジネスモデルを生み出す点に特徴がある。POSシステムによる需要予測の高度化や、EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換。企業間で注文書などを決まった形式のデータでやり取りする仕組み)を活用した企業間の緊密な連携などが代表例として知られる。情報システムを経営戦略の実現手段として位置づける考え方の原点となった概念である。
最終更新:2026-10-10
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航空会社が座席予約システムを他社に先駆けて構築し、旅行代理店の予約端末を自社システムに接続させることで、業界内での取引の主導権を握った事例は戦略情報システムの代表例とされる。
試験での引っ掛け
SISは業務効率化のための情報システムではなく、競争優位の構築を目的とする点が本質であり、単なる基幹システム(受発注や会計など、日々の業務を支える中心の情報システム)の導入と同一視しないよう注意する。
関連用語
出た過去問
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問19(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。