RFIDとは?あーるえふあいでぃー
略語の意味
RFID=Radio Frequency Identification
小さな IC チップを入れた札(IC タグ)の情報を、電波を使って触れずに読み書きする仕組み
- Radio
- 無線(電波)
- Frequency
- 周波数
- Identification
- 識別(見分けること)
RFIDとは、微小なICチップとアンテナを組み込んだタグ(ICタグ)に情報を記録し、電波を使って非接触で読み書きする技術。1枚ずつ光を当てるバーコードと違い、箱や布に隠れたタグもまとめて一括で読み取れる。記録した内容を後から書き換えることもできる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
バーコードは安価だが、読み取り機の正面へ1枚ずつかざす必要がある。棚卸しや検品のように数百点を数える作業では、この「1点ずつ」が人手のほとんどを占めていた。電波なら遮蔽物越しに複数を同時に拾えるため、数えるという作業自体を無くせるという発想で普及した。
具体例
ファーストリテイリングはユニクロやGUの商品にICタグを付け、レジのくぼみにかごを置くだけで複数商品を一括精算できるようにした。棚卸しでも、棚に読み取り機を近づけるだけで在庫数を把握できる。
試験での引っ掛け
バーコードとの差は、複数を一括で読める点と遮蔽物越しに読める点。読み取り専用ではなく書き込みもできる。スマートフォンでかざして使うNFCはRFIDの技術を近距離向けに応用したもので、まったく別の技術というわけではない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)解説で登場
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)
【中問D:図書館システムに関する記述】A図書館では、バーコードを用いた図書館システムを用いて、書籍の貸出と返却業務を行っている。 〔書籍の貸出と返却業務〕 (1…
正解:(1)
要点:RFIDは複数同時読取が可能で、一括処理による時短に効く
表によれば、RFIDはバーコードと違って複数枚を一度に読み取れる。カウンタに読取装置を置けば、利用者カードと複数冊の書籍をまとめて読み取れるため、1件ずつ読み取っていた貸出作業が短時間で済むようになる。棚の整理や利用者への連絡、返却ポストの把握は、カウンタの装置だけでは改善できない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問98(IPA)
【中問D:図書館システムに関する記述、問97と同じ前提】 〔マネジメント〕 A図書館には数十万冊の蔵書があり、新システムに移行するためには、シート状に加工したR…
正解:a: 現行のものを利用する, b: 現行のものを利用する
要点:既存データを流用する移行では、キーとなる番号体系を変えない
貸出履歴を管理するファイルを現行のまま使い続ける以上、そこに記録される書籍の識別番号と利用者番号の体系も変えられない。番号を振り直すと過去の履歴と対応が取れなくなり、移行期間中にバーコードとRFIDを併用することもできなくなる。したがって双方とも現行の番号をそのまま使うのが適切である。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問99(IPA)
【中問D:図書館システムに関する記述、問97と同じ前提】 〔ストラテジ〕 Bさんは〔要望事項〕を実現するために、市販されているRFIDを用いたシステムを調べ、次…
正解:(3)
要点:読取り技術で解決できるのは把握の問題。連絡手段の課題は別
カウンタの読取装置で貸出作業の時短、棚板の読取装置で棚の整理作業の効率化、返却ポストの読取装置でポスト内の書籍把握が実現できる。一方、予約者への連絡がつかないという問題は連絡手段に起因するもので、書籍や棚の状態を読み取る仕組みでは解決できない。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 14. ビジネスシステム > (1) 代表的なビジネス分野におけるシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。