OCRとOMRとは?
OCRとOMRとは、光学的に紙面を読み取る装置の分類。OCRは印刷・手書きの文字を認識して文字データに変換する装置、OMRは所定の位置に付けられたマークの有無を読み取る装置。OMRは判定が単純なため高速・高精度で、OCRは誤認識が起こりうる。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2015年度〜2025年度)。
おーしーあーるとおーえむあーる
OCRとOMRの意味
光学的に紙面を読み取る装置の分類。OCRは印刷・手書きの文字を認識して文字データに変換する装置、OMRは所定の位置に付けられたマークの有無を読み取る装置。OMRは判定が単純なため高速・高精度で、OCRは誤認識が起こりうる。
OCRとOMRの具体例
試験のマークシートは、鉛筆の塗りつぶしを反射光の差で判定するOMRで採点される。一方、請求書をスキャンして金額や取引先名を文字データとして取り込み、会計システムへ自動入力するのはOCRの用途にあたる。
OCRとOMRは試験でどう引っ掛けられる?
OCRとOMRの取り違えが定番。「文字を読む=OCR」「マークの位置を読む=OMR」で覚える。またOCRは似た字形(0とO、1とl)の誤認識が避けられないため、チェックディジットや人の目視確認との併用が前提になる。
OCRとOMRと関連する用語
OCRとOMRが出た過去問
手書き文字を読み取り,文字コードに変換したいときに用いる装置はどれか。
正解:OCR
要点:OCRは文字を読んでコード化、OMRはマークを読む
OCRは光学式文字読取装置で、紙面の文字を光学的に読み取り、文字コードのデータへ変換する。OMRはマークシートの塗りつぶし位置を読み取る装置、BD-RやCD-Rは記録メディアであり、文字を認識する機能はない。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問47(IPA)紙に書かれた過去の文書や設計図を電子ファイル化して、全社で共有したい。このときに使用する機器として、適切なものはどれか。
正解:スキャナ
要点:紙の文書・図面の電子化に使う入力装置はスキャナ
紙の文書や図面を画像として読み取り、電子ファイルに変換する入力装置がスキャナである。読み取った画像はOCR処理を経れば文字データとしても扱える。GPS受信機は位置情報の取得、ディジタイザは図形の座標入力、プロッタは大判の作図出力を行う装置で、いずれも紙の資料をそのまま電子化する用途には合わない。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問14(IPA)次の事例のうち、AIを導入することによって業務の作業効率が向上したものだけを全て挙げたものはどれか。 a 食品専門商社のA社が、取引先ごとに様式が異なる手書きの…
正解:a, c
要点:AI活用の目印は認識・判断を伴う処理か否か
AIの活用といえるのは、パターンが一定でない入力から判断や認識を行う処理です。取引先ごとに書式の異なる手書き請求書を読み取ってデータ化する処理は文字認識(AI-OCR)に当たり、音声で問合せ内容を聞き取って応答するチャットボットも音声認識・自然言語処理を用います。一方、決まったPC操作の自動化はRPA、電子タグによる確認はRFIDの活用であり、AIによる効率化とはいえません。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問28(IPA)OCRの役割として、適切なものはどれか。
正解:印刷文字や手書き文字を認識し、テキストデータに変換する。
要点:OCRは印刷・手書き文字をテキストデータに変換する
OCR(光学式文字読取装置)は、紙面の印刷文字や手書き文字を光学的に読み取り、パターン認識によって編集可能なテキストデータへ変換する装置・機能です。帳票やアンケートの入力作業を省力化する用途で広く使われます。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)イメージスキャナーで読み取った紙の書類の画像から、印刷文字や手書きの文字を読み取り、テキストデータに変換する技術を何と呼ぶか。
正解:OCR
要点:OCRは画像中の文字を認識しテキストに変換する技術
OCR(光学式文字読取)は、読み取った画像の中から文字の形を認識し、編集や検索ができるテキストデータへ変換する技術です。紙の帳票やアンケートの入力作業を自動化する用途で広く使われています。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。