RPAとは?あーるぴーえー
略語の意味
RPA=Robotic Process Automation
パソコンでの決まった事務作業を、ソフトウェアのロボットに自動でやらせること
- Robotic
- ロボットによる
- Process
- 作業の手順
- Automation
- 自動化
RPAとは、人がパソコンの画面上で行う定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに手順どおり代行させる仕組み。画面のボタン操作やコピー&ペーストをそのまま再現するため、基幹システムを改修せずに導入でき、データ入力・転記・集計・帳票のダウンロードといった判断を伴わない作業から効果が出る。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
部署ごとの細かい事務は、件数は多いのにシステム化の予算がつきにくい。基幹システムを改修するには費用も期間もかかり、複数のシステムをまたぐ転記のように、そもそも改修しにくい作業も多い。働き手が減るなかで、既存の仕組みを触らずに人の操作だけを肩代わりさせる方法として広まった。ITパスポートでは、業務プロセスの効率化手段として名前と適用範囲が問われる。
具体例
NTTデータのWinActorやUiPathが代表的なツールで、経理部門が毎月手作業でこなしていた請求書データの基幹システムへの入力や、複数サイトからの実績データのダウンロードと集計を自動で実行させる使い方が多い。
試験での引っ掛け
BPRとの違いが定番。RPAはいまのやり方を変えずに操作だけを肩代わりするので、無駄な手順が残っていればそのまま高速に繰り返すことになる。手順そのものを白紙から作り替えるのがBPR。また自分で判断する仕組みではないため、対象システムの画面設計が変わると動かなくなる点も弱点として問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問33(IPA)
RPA(Robotic Process Automation)の事例として、最も適切なものはどれか。
正解:ルール化された定型的な操作を人間の代わりに自動で行うソフトウェアが、インターネットで受け付けた注文データを配送システムに転記する。
要点:RPAは定型的なPC事務作業をソフトが自動化する
RPAは、あらかじめ手順を定義したソフトウェアのロボットが、PC上の定型的な操作を人間の代わりに自動実行する仕組みである。受注データを別システムへ転記するような、ルールが明確で反復の多い事務作業が主な適用対象となる。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問19(IPA)
RPA(Robotic Process Automation)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:ホワイトカラーの定型的な事務作業を、ソフトウェアで実現されたロボットに代替させることによって、自動化や効率化を図る。
要点:RPAはソフトのロボットが定型事務を代行する
RPAは、パソコン上で人が行っている定型的な事務処理の手順をソフトウェアのロボットに覚えさせ、代わりに実行させる仕組みである。データの転記や照合、帳票作成のように手順が決まった作業に適し、事務部門の省力化とミス削減に効果がある。工場の産業用ロボットのような物理的な自動化ではなく、あくまでソフトウェア上の自動化である点が要点である。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問29(IPA)
人間が行っていた定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに代替させることによって、自動化や効率化を図る手段を表す用語として、最も適切なものはどれか。
正解:RPA
要点:RPAは定型事務をソフトのロボットに代替させる
RPA(Robotic Process Automation)は、画面操作やデータ転記といった定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに記録・実行させて自動化する仕組みである。既存の業務システムを大きく作り替えずに導入できることが多く、事務処理の省力化に用いられる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)
RPA (Robotic Process Automation) の特徴として、最も適切なものはどれか。
正解:受注データの入力や更新など、PCで実施する定型的な作業に適している。
要点:RPAはPC上の定型的な事務作業を自動化する仕組み
RPAは、PC上で人が行っている操作をソフトウェアのロボットが代行する仕組みである。画面入力、転記、集計といった手順が決まった事務作業を自動化するのに向いており、判断が都度必要な作業や、物理的なモノを扱う工場作業は対象外である。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)
企業でのRPAの活用方法として、最も適切なものはどれか。
正解:定型的な事務処理の効率化
要点:RPAは手順が決まった定型事務の自動化に使う
RPAはソフトウェアのロボットがPC上の操作手順を記録・再現し、人が行っていた繰返し作業を自動実行する仕組みである。データの転記、帳票作成、システム間の入力といった手順が明確で繰り返しの多い事務処理に適用すると効果が大きい。逆に判断や創造性を要する業務や、データから知見を導く分析は本来の適用領域ではない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。