HRM(人的資源管理)とは?えいちあーるえむ
略語の意味
HRM(人的資源管理)=Human Resource Management
社員を会社の大切な財産と考え、採用・配置・育成・評価などを通じて力を生かす取り組み
- Human
- 人の
- Resource
- 資源
- Management
- 管理
HRM(人的資源管理)とは、従業員を単なる労働力ではなく、企業の重要な経営資源(人的資源)と捉え、採用・配置・育成・評価・処遇といった一連の活動を通じてその能力を最大限に引き出し、経営目標の達成につなげようとする管理の考え方・仕組み。人事部門が担う実務全般を包含する概念であり、タレントマネジメントやダイバーシティ経営とも密接に関わる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
従業員を人数と給与でしか見ない会社では、配置や育成が場当たりになり、人が持つ力を生かせない。人は設備や資金と並ぶ経営資源で、育てるほど力が伸びる。そこで採用から評価・処遇までを一続きの管理と捉え、経営の目標につなげる考え方が生まれた。人事の個々の仕事を、経営の目標にそろえて進めやすくなる。
具体例
企業が従業員一人ひとりのキャリア志向を把握したうえで配置転換や研修計画を設計し、能力開発と適材適所の実現を通じて組織全体の生産性向上を図る。
試験での引っ掛け
HRMは採用や労務管理だけでなく、育成・評価・処遇まで含む人材マネジメント全体を指す包括的な概念である点が、個別の制度(OJTなど)と混同されやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問22(IPA)
バリューチェーン分析では、企業の活動を、企業の価値に直結する主活動と、主活動全体を支援して全社的な機能を果たす支援活動に分けて分析する。コンピュータ関連機器の製…
正解:HRM (Human Resource Management)
要点:人事管理は全社を横断して支える支援活動
バリューチェーンでは、購買・製造・出荷・販売・サービスのように製品が顧客に届くまでの流れに直接関わる活動を主活動とし、それらを横断的に支える機能を支援活動とする。支援活動には人事・労務管理、技術開発、調達、全般管理などが含まれる。設問の分類でも、人材の採用や評価・育成を扱う仕組みだけが全社を支える機能にあたる。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (2) 経営管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。