EAP-TLSとは?いーえーぴー てぃーえるえす
略語の意味
EAP-TLS=Extensible Authentication Protocol - Transport Layer Security
無線LAN などにつなぐとき、パスワードを使わずに、機器とサーバがお互いに電子の証明書を見せ合って相手を確かめるやり方
- Extensible
- 拡張できる
- Authentication
- 本人確認
- Protocol
- 通信の約束ごと
- Transport
- 運ぶこと
- Layer
- 層(通信の仕組みを役割で分けたときの一つの段)
- Security
- 安全を守ること
EAP-TLS(Extensible Authentication Protocol - Transport Layer Security)は、無線LANに接続する際の本人確認の方式の一つで、利用者側の機器と認証サーバの双方がデジタル証明書を提示し合って相手を確かめる。パスワードを使わないため盗み見や推測による突破に強く、企業の無線LANで採用される方式として問われる。
最終更新:2026-10-10
ITパスポートを最短で暗記・合格する →背景
家庭用の無線LANは、あらかじめ決めた一つの合言葉を全員で共有する。この形は手軽だが、社員が一人退職するたびに全員分を変えなければならず、合言葉が外部に伝わっても誰から漏れたのか分からない。人数の多い会社では成り立たない。そこで、接続してくる相手を一人ずつ確かめ、必要な人だけを止められる仕組みが必要になり、証明書を機器に配って本人確認する方式が採られた。
具体例
会社が社員へ貸与するノートパソコンに、あらかじめ社内用の証明書を入れておくと、その端末は社内の無線LANへ自動で接続でき、私物の端末は接続できない。退職者が出た場合も、その人の証明書だけを失効させれば、他の社員の設定を変える必要はない。大学の構内無線LANでも同じ方式が使われている。
試験での引っ掛け
EAP-TLSはパスワードではなく証明書で確認する方式である点が要で、IDとパスワードを使う他の方式との入れ替えが出題される。もう一つ、確かめるのは接続してくる側だけではなく、認証サーバの側も証明書を示す相互の確認である。全員で一つの合言葉を共有するWPA2/WPA3のパーソナル方式と、一人ずつ確かめるエンタープライズ方式の区別も押さえる。証明書を配る手間がかかる点が導入の負担になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。