類推見積法とは?るいすいみつもりほう
類推見積法とは、過去の類似プロジェクトの実績を基に、規模や複雑さの差を加味して全体の工数・期間を推定する手法。全体から大づかみに見積もるトップダウン型で、詳細が固まっていない企画段階でも短時間で概算できるが、精度は類似性と実績データの質に依存する。
最終更新:2026-10-10
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前年に構築した支店向け在庫システム(180人月)を基準に、今回は画面数はほぼ同等だが拠点数が1.5倍なので、工数も1.5倍になると見て180×1.5=270人月と概算する。企画書提出まで3日しかない状況で、根拠付きの数字を出せる。
試験での引っ掛け
精度は、作業を細かく分けて積み上げるボトムアップ見積りより低く、あくまで概算である。「安いから」ではなく「詳細が未確定だから」使う点に注意。また過去実績が無い新技術の案件では前提が崩れるため、画面数などの要素から式で工数を計算するパラメトリック見積法や、楽観・最も可能性が高い・悲観の3つの値から見積もる三点見積法と組み合わせる。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問49(IPA)
ソフトウェア開発プロジェクトにおける、コストの見積手法には、積み上げ法、ファンクションポイント法、類推見積法などがある。見積りで使用した手法とその特徴に関する記…
正解:積み上げ法:a ファンクションポイント法:c 類推見積法:b
要点:積み上げは作業単位、FP法は機能規模、類推は過去事例
積み上げ法は作業を洗い出して個別の工数を見積もり合計する手法(a)、類推見積法は過去の類似事例を基に概算する手法で情報が少ない初期段階に向きます(b)、ファンクションポイント法は入出力や機能の数からソフトウェア規模を測り係数を掛けてコスト換算する手法(c)です。よってa・c・bの順の対応が正しくなります。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 25. システム開発技術 > (2) ソフトウェアの見積りに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。