特権アクセス管理とは?とっけんあくせすかんり
略語の意味
PAM=Privileged Access Management
システムの設定を何でも変えられる管理者の権限を、誰がいつ使うかを申請・承認・記録で管理する仕組み
- Privileged
- 特別な権限を持つ
- Access
- 利用・アクセス
- Management
- 管理
特権アクセス管理とは、PAM(Privileged Access Management:特権アクセス管理)は、システムの設定を自由に変えられる管理者権限の利用を、申請・承認・記録という流れで縛る仕組み。あわせて、入社時のID発行から異動時の権限変更、退職時の停止までを漏れなく管理するのがID管理で、内部不正と乗っ取りの両方に効く基本の対策として問われる。
最終更新:2026-10-10
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管理者権限は、業務を回すうえでどうしても誰かが持たなければならない一方、その一つが盗まれると全社のデータを引き出せてしまう。だからといって使えなくすると仕事が止まる。そこで「持たせない」ではなく「使うたびに、誰が・いつ・何のために使ったかを残す」方向で折り合いをつけたのが特権アクセス管理である。ID管理が並んで語られるのは、退職者や異動者のIDが残っていると、記録を取っていても本人以外の利用に気づけないからである。
具体例
Microsoft 365やサイボウズOfficeのような社内で使うサービスには、全社員のアカウントを作ったり消したりできる管理者アカウントがある。これを情報システム担当者ひとりの手元に置きっぱなしにせず、作業のある日だけ申請して使い、作業内容を記録に残す運用が特権アクセス管理にあたる。人事の異動発令に合わせて営業部の共有フォルダの権限を外し、退職日にアカウントを止めるところまでがID管理である。
試験での引っ掛け
問われるのは「権限を与える仕組み」ではなく「不要な権限を残さない仕組み」という向きで、根拠は必要最小限の権限だけを与える最小権限の原則と、申請する人と承認する人を分ける職務分掌である。もう一つ、部署で一つのIDを共有していると、記録は残っても誰が操作したかを特定できない(責任追跡性が失われる)。本人かどうかを確かめる認証と、何をしてよいかを決める認可の区別も、選択肢の入れ替えで狙われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。