流れ図(フローチャート)とは?
流れ図(フローチャート)とは、処理の流れを、開始・終了、処理、判断(分岐)、繰り返しなどの図記号と矢印を使って視覚的に表した図。JIS規格で記号の形が定められている。
ITパスポートの過去問では15回出題されています(2009年度〜2026年度)。
ながれず
流れ図(フローチャート)の意味
処理の流れを、開始・終了、処理、判断(分岐)、繰り返しなどの図記号と矢印を使って視覚的に表した図。JIS規格で記号の形が定められている。
流れ図(フローチャート)の具体例
ひし形は条件分岐(YES/NOで枝分かれ)、長方形は処理内容、矢印は処理の流れを表す。プログラムを書く前に処理手順を整理するために使われる。
流れ図(フローチャート)は試験でどう引っ掛けられる?
記号の意味の取り違えが定番。長方形は処理、ひし形は判断(分岐)で条件の真偽により2本の線が出る。データの流れを描くDFDや、データ同士の関係を描くE-R図とは目的そのものが別物。
流れ図(フローチャート)と関連する用語
流れ図(フローチャート)が出た過去問
出荷処理において、引当数の求め方を流れ図で表すとき、次の図のc、dに入る適切な字句の組合せはどれか。
正解:c:通常注文か d:注文数>在庫数の70%
要点:通常注文は在庫の70%、優先注文は在庫数までが引当上限
引当の上限は注文の種別で異なり、通常注文は在庫数の70%まで、優先注文は在庫数までとされている。そこで流れ図ではまず注文が通常注文かどうかを判定して処理を分け、通常注文の側では注文数が在庫数の70%を超えるかどうかを調べる。超える場合は上限である70%分を、超えない場合は注文数をそのまま引当数とする。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)〔中問A・続き〕Mさんは、障害の原因を特定するための手順を、流れ図に書いて考えてみることにした。このとき、次の図のXに入る適切な字句はどれか。なお、次の流れ図は…
正解:PC1とハブをつなぐソケット、すなわちハブの障害ではないか
要点:差し替えて出力不可ならハブのポート側を疑う
この分岐に来ているのは、PC2からは出力できた(プリンタ・ケーブルb・ハブ本体は正常)状態である。そこでケーブルのハブ側を差し替え、PC1が使っていたポート経由でPC2から出力できるかを試している。ここで出力できなかったなら、そのポート側に問題があるということなので、PC1をつないでいたハブのソケット、すなわちハブの障害を疑うことになる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問91(IPA)〔中問A・続き〕Mさんは、今回の障害の原因を特定するための手順を、流れ図として完成させようと考えた。このとき、次の図のYに入る適切な字句はどれか。なお、次の流れ…
正解:ハブの障害ではないか
要点:別の宛先にも届かないなら共通経路のハブを疑う
PC2からも出力できない場合、疑わしいのは共通経路にあるプリンタ・ケーブルb・ハブである。そこでPC1からサーバへアクセスできるかを試すと、これができればハブは正常だと分かる。逆にサーバにもアクセスできないなら、共通して使われているハブ自体の障害が疑われることになる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問92(IPA)図は開発するソフトウェアの動作ロジックを検討し、その結果を文書化した流れ図の一部である。このような作業を実施するのはソフトウェア開発のどの段階か。
正解:ソフトウェア詳細設計
要点:処理手順を流れ図に具体化するのは詳細設計
入力値の範囲を判定して表示内容を分けるといった処理手順の細部を流れ図に落とす作業は、プログラムをどう作るかを決める段階に属する。すなわちソフトウェア詳細設計であり、この成果物をもとにコーディングと単体テストが行われる。要件定義や方式設計は「何を実現するか」「どんな構成で作るか」を扱い、処理手順の詳細までは踏み込まない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)〔中問A〕ディジタル画像を右に90度回転させる処理を流れ図で表すとき,図3のaに入れる適切な字句はどれか。流れ図:開始→「iでの繰返し i=1,2,…,7」→「…
正解:j行(8-i)列
要点:右90度回転はi行j列→j行(8-i)列
右へ90度回転すると、元の画像の上端の行が回転後の右端の列へ移る。7×7の画像でこれを座標で表すと、回転前のi行j列の画素は、回転後はj行目の(8-i)列目に移動する。iが小さい(上にある)ほど回転後は右側の列になる、という対応を確かめると分かりやすい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問91(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。