整数型とは?せいすうがた
整数型とは、小数部を持たない数値を表すデータ型(データの種類の決まり)。表せる範囲は、割り当てたビット(0か1を表す最小の単位)の数で決まる。8ビットなら0と1の並べ方は2の8乗=256通りで、符号なし(負の数を扱わない)なら0〜255を表せる。32ビットなら2の32乗(約43億)通りあり、正と負を区別する符号付きではこれを負の側と正の側に分けて、約−21億から約21億までを扱える。範囲を超える計算をすると桁あふれ(オーバーフロー)が起き、結果が別の値に化けることがある。
最終更新:2026-10-10
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コンピュータの記憶は有限のビットの並びにすぎず、どう読むかを決めない限り、同じ並びが数にも文字にもなる。整数型は、そのビット列を「小数点を持たない数」として読み、桁上がりまで含めて回路が扱えるようにする取り決めである。値ごとの大きさを先に固定するのは、決め打ちにしたほうが計算が速く、必要な記憶量も設計時に見積もれるからである。
具体例
8ビットの符号なし整数型で在庫数を数えていると、255個に1個足した時点で桁あふれして0に戻ってしまう。何ビットの整数型を使うかは、言語や処理系によって決まり方が違う。
試験での引っ掛け
整数どうしの除算は小数を切り捨てる。7÷2は3.5ではなく3になり、実数型で計算し直さない限り小数は戻らない。符号付きと符号なしの違いも定番で、同じ32ビットでも符号なしなら0から約43億までを表す。範囲を超えてもエラーにならず、静かに別の値になる点にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問96(IPA)
関数calcXと関数calcYは,引数inDataを用いて計算を行い,その結果を戻り値とする。関数calcXをcalcX(1)として呼び出すと,関数calcXの…
正解:a=num+2×i, b=iを2から6まで2ずつ増やす
要点:変数の変化から増分を逆算して式とループ条件を決める
calcXは1→3→7→13と毎回2ずつ増え幅が広がっており、iが1,2,3と進むことからaはnumに2×iを足す式だと分かります。calcYは1→5→13→25で増分が4,8,12なので、iは2,4,6と進む必要があり、2から6まで2ずつ増やすループ(同じ処理を何度も繰り返すこと)になります。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
手続printArrayは、配列integerArrayの要素を並べ替えて出力する。手続printArrayを呼び出したときの出力はどれか。ここで、配列の要素番…
正解:1,2,3,4
要点:隣接要素を比較交換する処理は昇順に整列するバブルソート
このプログラムは隣り合う要素を比べ、前が大きければ入れ替える処理を繰り返すバブルソートです。比較のたびに大きい値が後ろへ送られるので、最終的に配列は昇順に並び、1,2,3,4と出力されます。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)
関数sigmaは、正の整数を引数maxで受け取り、1からmaxまでの整数の総和を戻り値とする。プログラム中のaに入れる字句として、適切なものはどれか。 〔プログ…
正解:calcX ← calcX + n
要点:総和は合計用変数にループ変数(繰り返しのたびに変わる変数)を毎回加算して求める
1からmaxまでの総和を求めるには、合計を保持する変数に、ループ(同じ処理を何度も繰り返すこと)のたびに現在のnを足していきます。calcXは0で初期化(最初に値を入れておくこと)されているので、calcX に n を加算する処理を繰り返せば総和が得られます。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問62(IPA)
関数convertは、整数型の配列を一定のルールで文字列に変換するプログラムである。関数convertをconvert(arrayInput)として呼び出したと…
正解:{1, 1, 2, 1, 0}
要点:要素が1ならA、それ以外はBを順に連結する処理
このプログラムは配列を先頭から順に調べ、要素が1なら"A"を、そうでなければ"B"を末尾に連結します。戻り値が"AABAB"になるには、1番目と2番目が1、3番目は1以外、4番目が1、5番目は1以外という並びが必要です。この条件を満たすのは、1,1,1以外,1,1以外の順に並ぶ配列です。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。