当座比率とは?とうざひりつ
当座比率とは、企業の短期的な支払い能力を、流動比率よりもさらに厳密に評価する財務指標のことで、貸借対照表上の当座資産を流動負債で割って算出する。当座資産とは、流動資産のうち現金・預金や売掛金、有価証券など、比較的短期間で確実に現金化できる資産を指し、すぐには現金化しにくい棚卸資産(在庫)は含めない。棚卸資産が多い企業では流動比率が高く見えても、実際の支払い能力は当座比率で見るとそれほど高くない場合があり、より保守的に企業の短期安全性を見極めたいときに用いられる。
最終更新:2026-10-10
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在庫を多く抱える小売企業の流動比率が180%と高めでも、棚卸資産を除いた当座比率で計算すると90%程度にとどまり、実際の短期的な支払い能力はそれほど高くないことが分かる場合がある。
試験での引っ掛け
当座比率は棚卸資産を分子から除外して計算するため、在庫を多く保有する企業では流動比率よりも数値が大きく下がる傾向があり、両指標の違いを理解せず同じ意味で使わないよう注意する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。