流動比率とは?
流動比率とは、企業の短期的な支払い能力(安全性)を測る財務指標で、流動資産を流動負債で割って算出する(流動比率=流動資産÷流動負債×100)。1年以内に現金化できる資産が、1年以内に支払うべき負債をどの程度上回っているかを示し、一般に比率が高いほど短期的な資金繰りの余裕があると判断される。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
りゅうどうひりつ
流動比率の意味
企業の短期的な支払い能力(安全性)を測る財務指標で、流動資産を流動負債で割って算出する(流動比率=流動資産÷流動負債×100)。1年以内に現金化できる資産が、1年以内に支払うべき負債をどの程度上回っているかを示し、一般に比率が高いほど短期的な資金繰りの余裕があると判断される。
流動比率の具体例
ある企業の流動資産が3000万円、流動負債が1500万円の場合、流動比率は200%となり、短期的な支払い能力に余裕があると評価できる。
流動比率は試験でどう引っ掛けられる?
流動比率は数値が高いほど安全性が高いとされる一方、在庫(棚卸資産)が過剰に積み上がっているだけでも比率が高く出ることがあり、内訳の確認が必要な点が引っ掛けになりやすい。
流動比率と関連する用語
流動比率が出た過去問
財務分析によって得られる指標とその値に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 自己資本比率は、数値が大きいほど財務の安全性が高いと…
正解:a
要点:自己資本比率は高いほど安全、流動比率も高いほど安全
自己資本比率は総資本に占める返済不要の自己資本の割合で、大きいほど財務の安全性が高いのでaは正しい。総資産回転率は売上高÷総資産であり、大きいほど資産が効率よく回っていて回転期間はむしろ短くなるためbは誤り。流動比率は流動資産÷流動負債で、大きいほど短期の支払能力が高いのでcも誤り。よって適切なのはaだけである。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)A社のある期の資産,負債及び純資産が次のとおりであるとき,経営の安全性指標の一つで,短期の支払能力を示す流動比率は何%か。
正解:200
要点:流動比率=流動資産÷流動負債、短期支払能力を示す
流動比率は流動資産を流動負債で割って求める、短期の支払能力を見る指標です。流動資産3,000百万円を流動負債1,500百万円で割ると2.0となり、百分率にして200%になります。一般に200%あれば短期の支払能力は十分とされます。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。