モチベーションとは?もちべーしょん
モチベーションとは、人が仕事に取り組もうとする意欲と、その意欲を生み出す心の働きのこと。給与や職場環境のように外から与えられる要因と、達成感や成長のように仕事そのものから湧く要因に分けて考え、後者のほうが長続きするとされる。人的資源管理の分野では、この2種類の使い分けが問われる。
最終更新:2026-10-10
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働き手を決められた手順どおりに動かし、賃金と監督で管理する形は、作業内容が固定された現場では成り立った。しかし判断や工夫が成果を左右する仕事が増えると、言われたことだけをこなす働き方では業績が伸びない。そこで何が人を自発的に動かすのかが研究され、賃金や労働条件は不満を減らすが満足そのものは生まないという整理が生まれた。この整理が、人事制度や職場づくりを設計する土台になっている。
具体例
サイボウズは働く時間と場所を社員が選べる人事制度を設け、離職率が大きく下がったことを公表している。金銭以外の要因が意欲に効く例で、ほかにも社内公募制度、資格取得の費用補助、裁量の広い業務への配置換えが、意欲を高める施策として使われる。
試験での引っ掛け
給与や職場環境は不満を取り除く要因(衛生要因)であって、いくら厚くしても満足や意欲そのものは生まないとするのがハーズバーグの整理で、両者を同じものとして扱うと誤る。またモチベーションは本人の内側にある意欲、リーダーシップは他者を目標へ向かわせる働きかけで、指すものが違う。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問37(IPA)解説で登場
システム開発プロジェクトにおける,プロジェクト人的資源マネジメントの活動として,適切なものはどれか。
正解:プログラミングのスキルを高めるためのトレーニングを行う。
要点:要員育成やチーム編成は人的資源マネジメントの活動
人的資源マネジメントは、必要な要員の確保、チームの編成、役割分担の明確化、そしてメンバの育成やモチベーション維持を扱う知識エリアである。プログラミングのスキル向上を目的とした教育・訓練の実施は、チームの能力を高める活動としてここに当たる。成果物の種類の決定はスコープ、日程の作成はタイム、人件費の見積りはコストの領域である。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問33(IPA)
ポイント、バッジといったゲームの要素を駆使するゲーミフィケーションを導入する目的として、最も適切なものはどれか。
正解:顧客や従業員の目標を達成できるように動機付ける。
要点:ゲーミフィケーションは仕掛けで行動を動機付ける
ゲーミフィケーションは、ポイントの付与、バッジや称号、進捗の見える化、ランキングといったゲーム特有の仕掛けを、ゲーム以外の場面に取り入れる手法である。達成感や競争心を刺激することで、学習の継続、健康づくり、業務目標への取組みなどを自発的に続けてもらうことを狙う。目的は人の行動を動機付けることにある。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (2) 経営管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。