マトリックス図とは?まとりっくすず
マトリックス図とは、調べたい2つの要素を行と列に並べ、交点に対応関係の有無や強さを書き込んで、多くの組み合わせを一目で比べられるようにした図。新QC七つ道具の1つで、原因と対策、担当者と作業のように二元の関係を整理する場面で使う。空欄がそのまま抜けとして見えるので、漏れや重複を見つけやすい。
最終更新:2026-10-10
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要素が2種類あると、組み合わせの数は掛け算で増える。担当5人と作業8件でも40通りあり、文章で並べたのでは読み手が全体を把握できない。行と列の表にすれば、誰も担当していない作業が空欄として目に入る。業務分析では、見落としを人の注意力に頼らず図の形で防ぐことが狙いで、目的に合う可視化手法を選べるかが問われる。
具体例
日本科学技術連盟が普及させた新QC七つ道具の1つで、縦に不良の種類、横に考えられる原因を並べ、関係が強い交点に◎、弱い交点に△を入れる。どの原因に手を打てば効くかが見える。Microsoft Excelの表でも同じ形が作れるため、現場で使うのに特別な道具は要らない。
試験での引っ掛け
パレート図・特性要因図との取り違えに注意する。件数の多い順に並べて重点項目を絞るのがパレート図、1つの結果に対する原因を魚の骨のように枝分かれさせるのが特性要因図で、マトリックス図は2つの要素の対応を格子の形で見る図である。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問10(IPA)
プロダクトポートフォリオマネジメントでは、縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとったマトリックス図を四つの象限に区分し、製品の市場における位置付けを分析して資源…
正解:金のなる木
要点:低成長・高シェアの製品は金のなる木で資金源になる
PPMは市場成長率(縦軸)と市場占有率(横軸)で製品を4象限に分けて資源配分を考える手法である。成長率が低い市場は追加投資の必要が小さく、そこで高いシェアを保つ製品は投資を上回る資金を安定して生み出すため「金のなる木」と呼ばれ、他事業の資金源となる。成長率も占有率も高いものが花形、成長率が高くシェアが低いものが問題児、どちらも低いものが負け犬である。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 2. 業務分析・データ利活用 > (2) 業務分析と業務計画に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。