フォロー・ザ・サンとは?
フォロー・ザ・サンとは、時差のある複数の拠点にサービスデスクや運用チームを置き、各拠点の日中帯だけ担当して順に引き継ぐことで、夜勤を作らずに24時間の対応を実現する体制。引継ぎ時の記録の質が全体の品質を左右する。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2010年度〜2024年度)。
ふぉろーざさん
フォロー・ザ・サンの意味
時差のある複数の拠点にサービスデスクや運用チームを置き、各拠点の日中帯だけ担当して順に引き継ぐことで、夜勤を作らずに24時間の対応を実現する体制。引継ぎ時の記録の質が全体の品質を左右する。
フォロー・ザ・サンの具体例
東京の担当が夕方まで対応し、未解決の案件を対応履歴つきでロンドンへ引き継ぎ、さらにニューヨークへ渡す。翌朝には東京が戻ってきた案件の続きを見るため、利用者は常に日中帯の応対を受けられる。
フォロー・ザ・サンは試験でどう引っ掛けられる?
24時間対応を実現する手段の1つにすぎず、拠点が1か所しかない組織では成立しない。引継ぎ時に履歴が共有されないと利用者が同じ説明を繰り返すことになり、記録の一元管理が前提となる。
フォロー・ザ・サンと関連する用語
フォロー・ザ・サンが出た過去問
システム監査の流れの中で、被監査側が実施するものはどれか。
正解:業務改善
要点:改善の実施は被監査部門、確認は監査人
システム監査では、監査人が計画を立て、監査を実施し、報告書にまとめて改善を勧告する。勧告を受けて実際に業務を改めるのは被監査部門の役割であり、監査人はその後、改善が行われたかをフォローアップとして確認する。監査人は独立性を保つため、自ら改善作業を行うことはしない。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問36(IPA)内部監査として社内で実施したシステム監査の結果を踏まえて行われる改善活動のうち、システム監査人が実施するものはどれか。
正解:改善実施状況を把握してその改善結果を評価する。
要点:監査人は改善を実施せず、状況の確認と評価を行う
システム監査人は独立した立場から点検・評価し、改善を助言する役割を担う。改善策の決定や実施、その計画の承認は被監査部門や経営者の責任であり、監査人がこれを行うと独立性が損なわれる。監査人が担うのは、指摘に対する改善が実際に進んでいるかを確認し、その結果を評価するフォローアップである。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)システム監査の実施後に,評価結果を受けて被監査部門がまとめるものとして,適切なものはどれか。
正解:改善計画書
要点:監査指摘を受け被監査部門が作るのは改善計画書
システム監査では、監査人が監査報告書によって指摘事項や改善勧告を経営者へ伝える。それを受けて、指摘された問題にどう対処するかを具体的な施策・担当・期限としてまとめるのは被監査部門の役割であり、その文書が改善計画書に当たる。監査人はその後、改善状況をフォローアップして実施を確かめる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)システム監査の業務は、監査計画の立案、監査証拠の入手と評価、監査手続の実施、監査報告書の作成、フォローアップのプロセスに分けられる。これらのうち、適切な対策の実…
正解:フォローアップ
要点:フォローアップで改善提案の実施状況を確認・指導する
システム監査の一連の流れの最後にあるフォローアップは、報告書で示した改善提案が実際に実施されているかを確認し、必要に応じて助言や指導を行うプロセスである。指摘して終わりでは改善につながらないため、実施状況を追跡することに意味がある。ただし監査人は独立性を保つ立場なので、改善作業そのものを代行するわけではない。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問55(IPA)システム監査人の役割として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 監査手続の種類、実施時期、適用範囲などについて、監査計画を立案する。 b 監査の目的に…
正解:a, d
要点:監査人は計画・報告とフォローアップを担い、改善は指示しない
システム監査人は独立した立場から、監査計画の立案・監査の実施・報告・改善状況のフォローアップ(モニタリング)までを担います。一方、報告書は依頼者である経営者に提出するものであり社内に一般公開する性質のものではなく、改善の実施を業務命令として指示するのは被監査部門の管理者や経営者の役割です。よって監査計画の立案と改善実施状況のモニタリングの組合せが適切です。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。