指摘事項とは?
指摘事項とは、監査で発見された問題点のうち、重要性の観点から報告すべきと判断した事項。事実、判断の根拠となる基準、リスク(影響)を明示して記載する。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2014年度〜2018年度)。
してきじこう
指摘事項の意味
監査で発見された問題点のうち、重要性の観点から報告すべきと判断した事項。事実、判断の根拠となる基準、リスク(影響)を明示して記載する。
指摘事項の具体例
「退職者のアカウントが3件残存していた」という事実に、社内規程の該当条項と不正アクセスのリスクを添えて記載する。
指摘事項は試験でどう引っ掛けられる?
報告書に記載する前に、意見交換会などで被監査部門と事実確認を行うのが原則。事実誤認のまま報告すると報告書全体の信頼を損なう。
指摘事項と関連する用語
指摘事項が出た過去問
A社の内部監査人が同社の事業継続計画(BCP)についてシステム監査を行った。システム監査の指摘事項として、コンピュータ電源のバックアップ対策において、システム運…
正解:システム運用部門長
要点:監査指摘の改善責任は対象を管理する部門の長にある
システム監査で指摘された事項は、その対象業務を管理している部門が責任をもって改善する。無停電電源装置はシステム運用部門が管理しているため、バッテリーの劣化に対する改善の実施責任はその部門の長にある。監査人は独立性を保つ立場であり、自ら改善を実施することはない。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問40(IPA)システム監査に必要なプロセスのうち、システム監査人が実施するものはどれか。
正解:監査対象に関する予備調査
要点:監査人は予備調査を行う側、改善は被監査部門の役割
システム監査人の役割は、独立した立場から監査計画を立て、予備調査で対象の実態を把握し、本調査で証拠を集めて評価し、報告書をまとめて依頼者に提出することである。運用ルールの整備や指摘事項の改善は被監査部門が行う業務であり、報告書を受け取るのは監査を依頼した経営者側である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)システム監査の実施後に,評価結果を受けて被監査部門がまとめるものとして,適切なものはどれか。
正解:改善計画書
要点:監査指摘を受け被監査部門が作るのは改善計画書
システム監査では、監査人が監査報告書によって指摘事項や改善勧告を経営者へ伝える。それを受けて、指摘された問題にどう対処するかを具体的な施策・担当・期限としてまとめるのは被監査部門の役割であり、その文書が改善計画書に当たる。監査人はその後、改善状況をフォローアップして実施を確かめる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。