バスタブ曲線とは?ばすたぶきょくせん
バスタブ曲線とは、機器の故障率の時間変化を表した曲線。初期故障期(製造不良などで故障率が高く、時間とともに減る)、偶発故障期(故障率がほぼ一定で最も安定)、摩耗故障期(劣化で故障率が再び上がる)の3期に分かれ、形が浴槽に似ることからこう呼ばれる。
最終更新:2026-10-10
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機器は、使い始めの時期、安定して使える時期、古くなった時期で、壊れやすさがまったく違う。それなのに「いつも同じ確率で壊れる」とひとまとめにすると、買ったばかりの不良も、年数がたってからの劣化も見落とす。そこで故障率を時間に沿って描き、時期ごとに試験運転、通常の保守、計画的な入れ替えと、手の打ち方を変える根拠にした。
具体例
新規導入したサーバは初期故障期にあたるため、本番で使い始める前にエージング(連続稼働試験)を行って不良品をふるい落とす。数年経って摩耗故障期に入る前に、計画的に新しい機器へ入れ替えて(リプレースして)故障率の上昇を避ける。
試験での引っ掛け
縦軸は「故障率」であって稼働率でも故障件数の累計でもない。また、信頼性の計算では「故障率が時間によらず一定」という前提を置くことが多いが、この前提が成り立つのは偶発故障期だけで、初期・摩耗の両期には当てはまらない点も狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)
装置のライフサイクルを故障の面から見てみると、時間経過によって初期故障期、偶発故障期及び摩耗故障期に分けられる。最初の初期故障期では、故障率は時間の経過とともに…
正解:バスタブ曲線
要点:故障率が初期高・中期一定・末期上昇の形がバスタブ曲線
初期に高く、その後低く安定し、末期に再び上がるという故障率の推移は、横軸を時間、縦軸を故障率としてグラフに描くと浴槽を横から見たような形になる。この形状からこの曲線の名がついた。初期故障は設計・製造上の欠陥、偶発故障は偶然の要因、摩耗故障は部品の劣化が主な原因である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。