コールドスタンバイとは?こーるどすたんばい
コールドスタンバイとは、予備のコンピュータを普段は止めたまま用意しておき、本番のコンピュータが故障してから予備機を起動し、必要なソフトやデータを準備して処理を引き継ぐ方式。本番機と予備機の2台を持つデュプレックスシステムの待機のさせ方の一つ。引き継ぎに時間がかかる代わりに、待機中の電気代や管理の手間がほとんどかからない。
最終更新:2026-10-10
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システムを止めないためには予備機を持てばよいが、予備機を常に動かしておくと、使わない機械の電気代や保守の費用を毎日払い続けることになる。数時間止まっても業務が回る仕事にまでその費用をかけるのは割に合わない。そこで、止まったときの不便さと平時の費用をてんびんにかけ、安く備える方法として、予備機を止めて待たせるやり方が使われる。
具体例
AmazonのクラウドサービスAWSでは、仮想のサーバを停止しておけば計算にかかる料金は発生せず、保存しておく料金だけで予備を残しておける。本番のサーバが壊れたらこの停止中の予備を起動し、別の場所に取っておいたバックアップからデータを戻して業務を再開する。これが平時の費用を抑えたコールドスタンバイの使い方になる。
試験での引っ掛け
停止時間が短い順は、2台で常に同じ処理をするデュアルシステム、予備機を動かしたまま待たせるホットスタンバイ、予備機を止めておくコールドスタンバイの順。並べ替え問題でこの順序が問われる。また、人手で予備機を立ち上げる方式がコールド、すぐ切り替えられるよう予備機を動かしておく方式がホットで、名前と特徴の入れ替えに注意。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問56(IPA)解説で登場
ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。
正解:予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式
要点:ホットスタンバイは稼働待機の予備機へ即時切替
ホットスタンバイは、予備機を本番機と同じ状態で起動させたまま待機させ、障害が起きたら即座に処理を引き継がせる方式である。切替えが速く停止時間を短くできる反面、予備機を常時動かすため費用がかかる。人手で予備機を立ち上げる方式はコールドスタンバイ、2台で同じ処理をして結果を照合する方式はデュアルシステムと呼ばれる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)
2系統の装置から成るシステム構成方式a~cに関して,片方の系に故障が発生したときのサービス停止時間が短い順に左から並べたものはどれか。 a デュアルシステム b…
正解:aの片系装置故障,cの現用系装置故障,bの現用系装置故障
要点:停止時間はデュアル<ホットスタンバイ<コールドスタンバイ
常に両系が同じ処理を行うデュアルシステムは、片方が故障してももう一方が処理を続けられるため停止時間が最も短い。次に短いのが待機系を起動させたまま待たせておくホットスタンバイ方式で、最も長いのは故障後に待機系を立ち上げるコールドスタンバイ方式である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。