コード設計とは?
コード設計とは、主キーや区分値に使う識別コードの桁数・体系・採番方式を決める作業。連番、区分コード、桁別コード、けた寄せなどの方式があり、一意性・拡張性・可読性・検査可能性のどれを優先するかで選ぶ。後から変更しにくいため設計初期の判断が重い。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2009年度〜2013年度)。
こーどせっけい
コード設計の意味
主キーや区分値に使う識別コードの桁数・体系・採番方式を決める作業。連番、区分コード、桁別コード、けた寄せなどの方式があり、一意性・拡張性・可読性・検査可能性のどれを優先するかで選ぶ。後から変更しにくいため設計初期の判断が重い。
コード設計の具体例
商品コードの上位2桁に分類を埋め込むと分類だけで絞り込めるが、商品の分類替えでコード変更が必要になり、過去伝票との整合が崩れる。分類は別列に持ち、コードは意味を持たない連番にすると変更に強くなる。
コード設計は試験でどう引っ掛けられる?
意味を持たせたコード(有意コード)は便利に見えて、意味が変わったときに主キーの変更を強いる点が最大の弱点。チェックディジットは入力誤りの検出用であって、値の正当性そのものを保証するものではない。
コード設計と関連する用語
コード設計が出た過去問
システム開発の外部設計において行う作業はどれか。
正解:画面・帳票レイアウトの設計
要点:外部設計は画面・帳票など利用者から見える部分を設計する
外部設計は、利用者から見えるインタフェースを決める工程で、画面や帳票のレイアウト、入出力項目、コード体系などを設計する。性能要件の確定は要件定義、物理データ設計やプログラム設計は内部設計・プログラム設計といった後続の工程で行う作業である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)流通システムや販売情報システムなどで用いられている商品コードはどれか。
正解:JAN
要点:流通・POSで商品を識別するバーコード用コードがJAN
JANコードは日本の商品識別コードで、バーコードとして商品に印刷され、POSレジでの読取りや受発注・在庫管理に使われる。国際的なEANコード体系の日本版に当たる。他の選択肢はいずれも文字を表すための符号化方式であり、商品を識別するコードではない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)システム開発プロセスを、要件定義、外部設計、内部設計の順番で実施するとき、内部設計で行う作業として、適切なものはどれか。
正解:データベースに格納するレコードの長さや属性を決定する。
要点:外部設計は利用者から見える部分、内部設計は内部構造(レコード設計など)
外部設計は利用者から見える部分、内部設計はシステム内部の実現方法を決める工程である。データベースに格納するレコードの長さやデータ属性といった物理的なデータ構造の決定は内部設計に属する。画面や帳票のレイアウト、サブシステム分割、性能目標は外部設計や要件定義の段階で扱う。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)【中問C】図1は、8×8画素の白黒の画像例である。この図に対して、白を0、黒を1として表すと、図2に示すように8ビットのビット列が8行あるディジタルデータとして…
正解:C
要点:4ビットに0100を付けた符号は、下位4ビットの値が@からの並び順を示す
取り出す4ビットは2行目の先頭部分で、白白黒黒すなわち0011に当たる。表現方法に従って先頭に0100を補うと01000011となり、下位4ビットの0011は10進数の3を表す。@を0000とする対応では0011は4番目の文字Cに相当する。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)世界の主要な言語で使われている文字を一つの文字コード体系で取り扱うための規格はどれか。
正解:Unicode
要点:Unicodeは世界の文字を一つの体系で扱う文字コード
Unicodeは、世界中の言語で用いられる文字を一つの体系に収めて統一的に扱えるようにした文字コード規格である。従来は言語ごとに別々の符号化方式が使われ、混在時に文字化けが起きやすかったが、Unicodeはその問題を解消する狙いで策定された。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。