ウォッチドッグタイマとは?うぉっちどっぐたいま
ウォッチドッグタイマとは、ソフトウェアが正常に動いている限り、一定時間ごとに合図を受け取り続ける前提で動かす見張り用のタイマ。合図が期限までに来なければ、ソフトウェアが止まった、または暴走したと判断して、機器を自動的に再起動したり安全な状態へ切り替えたりする。番犬(watchdog)の名のとおり、異常を防ぐのではなく、異常に気付いて手を打つ仕組みである。
最終更新:2026-10-10
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家電や産業機器に組み込まれたコンピュータは、人が見ていない場所で何年も動き続ける。パソコンなら固まっても人が電源ボタンを押せるが、山の上の通信設備や自動販売機、工場の装置にはその人がいない。まれにしか起きない不具合を完全になくすことは現実的でないため、「止まったら自分で立ち直る」仕組みを最初から用意しておく方が確実だ、という考え方から使われている。
具体例
家庭のインターネット接続機器(ルータ)が、通信が滞ったときに自分で再起動して復旧するのは、この仕組みが働いた結果である。コンビニのコピー機や自動販売機、遠隔地に置かれた計測機器も、内部の処理が一定時間止まると自動で再起動し、係員が現地へ行かなくても使える状態に戻る。
試験での引っ掛け
不具合そのものを防ぐ仕組みではなく、止まった後に復帰させる仕組みである点が要点で、「これを入れればプログラムの誤りがなくなる」という選択肢は誤り。故障したときに安全な側に倒すフェールセーフ、故障しても動き続けるフォールトトレラント、誤った使い方をさせないフールプルーフといった信頼性の考え方と並べて問われるので、役割で区別する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。