純損失の繰越控除とは?じゅんそんしつのくりこしこうじょ
純損失の繰越控除とは、損益通算してもなお引ききれなかった赤字(純損失)を、翌年以降3年間にわたって黒字から差し引ける制度。青色申告をしていることが原則の条件で、白色申告では被災事業用資産の損失など一部しか繰り越せない。
FP3級を最短で暗記・合格する →純損失の繰越控除の具体例は?
開業1年目に事業所得が200万円の赤字になった個人事業主。2年目に150万円、3年目に50万円の黒字が出れば、両年とも赤字を充てて所得をゼロにできる。創業期の資金繰りを支える大きな仕組み。
純損失の繰越控除は試験でどう引っ掛けられる?
繰越期間は「3年」(法人税の10年と混同しやすい)。また赤字の年にも必ず確定申告をして損失を申告しておかないと、翌年以降に繰り越せない。青色申告の主要な特典のひとつという位置づけも問われる。
純損失の繰越控除と関連する用語は?
純損失の繰越控除が出た過去問は?
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問19(IPA)解説で登場
所得税において、青色申告書を提出した年分に生じた純損失の金額(損益通算してもなお控除しきれない損失の金額)は、その損失が生じた年分の翌年以降、最長で10年間繰り…
正解:誤り(×)
要点:純損失の繰越控除は翌年以降3年間
×。青色申告者の純損失の繰越控除ができるのは、翌年以降最長3年間です。10年ではありません(10年は法人税で欠損金を繰り越せる期間で、そちらと混同させる出題です)。青色申告をしていると、赤字の年の損失を翌年以降3年間の黒字と相殺でき、その分だけ税金が軽くなります。青色申告の主な特典は、この純損失の繰越控除、青色申告特別控除(最高65万円)、家族に払う給与を必要経費にできる青色事業専従者給与の3つです。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。