最終利回りとは?さいしゅうりまわり
最終利回りとは、すでに発行されている債券を時価で買い、償還まで持ち続けた場合の年あたりの収益率。毎年の利子に加え、額面と購入価格の差(償還差損益)を残存年数で割った額を足し、購入価格で割って求める。債券の有利不利を比べる中心的な物差し。
FP3級を最短で暗記・合格する →最終利回りの具体例は?
額面100円・表面利率1%・残存5年の債券を95円で買うと、利子1円に加え差益5円を5年で割った1円が毎年の収益。合計2円を購入価格95円で割って約2.11%が最終利回り。安く買えるほど利回りは高くなる。
最終利回りは試験でどう引っ掛けられる?
償還前に売る場合は最終利回りではなく所有期間利回りを使う。分母は額面ではなく購入価格である点も間違えやすい。額面より安く買えば最終利回りは表面利率より高く、高く買えば低くなる。
最終利回りと関連する用語は?
最終利回りが出た過去問は?
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問41(IPA)
表面利率(クーポンレート)2%、残存期間5年の固定利付債券を額面100円当たり104円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金等は考…
正解:1.15%
要点:額面より高く買えば利回りは表面利率より低い
最終利回りは、途中で買った債券を満期(償還)まで持ち続けたときの1年あたりのもうけを、買った金額に対する割合で表したものです。計算は「(毎年の利息+(額面-購入価格)÷残存年数)÷購入価格×100」。利息は2円、値下がり分は(100-104)÷5=-0.8円なので、(2-0.8)÷104×100=1.153…で約1.15%。額面100円のものを104円で買うと満期に4円損するため、表面利率2%より利回りは低くなります。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。