債務控除とは?さいむこうじょ
債務控除とは、相続財産の総額から、被相続人が残した借入金・未払医療費・未払いの税金などの債務と、葬式費用を差し引くこと。マイナスの財産を引いてから相続税を計算する仕組みです。差し引けるものと差し引けないものの区別が、FP3級で繰り返し問われます。
FP3級を最短で暗記・合格する →債務控除の具体例は?
遺産1億円、住宅ローン残高1,000万円、亡くなる直前の入院費未払い50万円、通夜と告別式の費用200万円がかかった場合。これらを差し引いた8,750万円をもとに相続税を計算します。葬式費用は領収書がなくてもメモで足りるものがあります。
債務控除は試験でどう引っ掛けられる?
香典返しの費用・法要(初七日・四十九日)の費用・墓碑や墓地の購入費は葬式費用に含まれません。一方、通夜・本葬の費用、お寺へのお布施、火葬・埋葬費用は含まれます。この分類が定番の出題です。
債務控除と関連する用語は?
債務控除が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問28(IPA)
被相続人の葬式後に相続人が負担した香典返戻費用は、相続税額の計算上、葬式費用として債務控除の対象となる。
正解:誤り(×)
要点:香典返し・法要・墓石代は葬式費用に入らない
誤りです。香典返しにかかった費用は、葬式費用として遺産から差し引くことはできません。受け取った香典に相続税がかからない扱いなので、その裏返しとしてお返しの費用も認めない、という整理です。差し引ける葬式費用は、通夜・告別式の費用、お寺へのお布施、火葬・埋葬の費用、遺体の運搬費などです。一方、香典返戻費用のほか、初七日・四十九日といった法要の費用や墓石・仏壇の購入費も対象外となります。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。