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組織における内部不正防止ガイドラインとは?そしきにおけるないぶふせいぼうしがいどらいん

組織における内部不正防止ガイドラインとは、IPA(情報処理推進機構)が公開している、従業員や委託先による情報の持ち出し・悪用を防ぐための指針。経営者の責任、情報資産の管理、システム上の制御、退職時の措置、教育までを体系立てて示す。不正は機会・動機・正当化の3つがそろったときに起きるという「不正のトライアングル」の考え方が土台にある。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

外部からの攻撃と違い、内部不正は正規の権限を持つ人が正規の操作で行うため、侵入を検知する仕組みには引っかからない。しかも被害の大きさは、その人が持っている権限の大きさに比例して膨らむ。技術で塞げる範囲が限られる以上、不正に至る動機(不満や困窮)と、正当化の理屈(これくらいは許される)そのものを減らす組織づくりまで含めないと効かない、というのがこの指針の立場である。試験では3条件の名前と対策の対応付けが問われる。

具体例

退職が決まった時点で扱える情報の範囲を段階的に狭め、秘密保持の誓約書をもう一度取り交わす。あわせて大量ダウンロードを検知して上長へ通知する仕組みを入れ、評価の納得感を高める面談や相談窓口も用意して、動機の側にも手を打つ。IPA はこのガイドラインを無償で公開しており、規程づくりの下敷きとして使える。

試験での引っ掛け

「機会」を潰す技術的な制御だけでは足りず、動機と正当化に働きかける施策までが対策に含まれる点が要。また監視を強めれば安全になるという単純な話でもなく、目的と適用範囲を周知しないまま強化すると不信を招いて逆効果になりうる。似た名前の指針が多いので、これは外部からの攻撃ではなく内部の人による不正を扱うもの、と対象で見分ける。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 「機会」を潰す技術的な制御だけでは足りず、動機と正当化に働きかける施策までが対策に含まれる点が要。