不正のトライアングルとは?
不正のトライアングルとは、不正行為は「動機(プレッシャー)」「機会」「正当化」の3条件がそろったときに起こるという考え方。3つのうち1つでも取り除けば不正は起きにくくなる。FEでは内部不正対策の根拠として問われる。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ふせいのとらいあんぐる
不正のトライアングルの意味
不正行為は「動機(プレッシャー)」「機会」「正当化」の3条件がそろったときに起こるという考え方。3つのうち1つでも取り除けば不正は起きにくくなる。FEでは内部不正対策の根拠として問われる。
不正のトライアングルの具体例
借金という動機、1人で送金処理まで完結できるという機会、「会社は自分を正当に評価していない」という正当化がそろうと横領が起きる。組織が最も直接的に減らせるのは機会で、職務分掌・権限最小化・ログ監視が効く。
不正のトライアングルは試験でどう引っ掛けられる?
「機会」を減らす対策と「動機・正当化」を減らす対策を取り違えやすい。ログ監視や権限分離は機会の削減、公正な評価や相談窓口・行動規範の周知は動機と正当化への働きかけに当たる。
不正のトライアングルと関連する用語
不正のトライアングルが出た過去問
不正が発生する際には"不正のトライアングル"の3要素全てが存在すると考えられている。"不正のトライアングル"の構成要素の説明として、適切なものはどれか。
正解:"機会"とは、情報システムなどの技術や物理的な環境、組織のルールなど、内部者による不正行為の実行を可能又は容易にする環境の存在である。
要点:不正は機会・動機・正当化の三つがそろったときに起こる
不正のトライアングルは、機会、動機、正当化の三要素がそろったときに不正が起こるとする考え方である。機会は、管理が甘く不正を実行できてしまう環境の存在を指す。動機はノルマや借金などの必要に迫られた事情、正当化は自分の行為を都合よく納得させる理由付けであり、動機と正当化の説明を入れ替えた選択肢に注意する。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。