ルートキットとは?るーときっと
ルートキットとは、侵入した攻撃者が管理者権限を保ち続けるために、自分のプロセス・ファイル・通信をOSの機能ごと書き換えて見えなくするツールの一式。目的は破壊でも増殖でもなく痕跡の隠蔽にある。シラバスではワームやバックドアと並ぶマルウェアの一種として挙げられ、発見と駆除の難しさが問われる。
最終更新:2026-10-09
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侵入そのものは短時間で終わるが、居座って情報を取り続けるには気づかれないことが要る。管理者はプロセス一覧やファイル一覧といったOSの機能を使って異常を探すため、その機能が返す内容を先に改変してしまえば、調査そのものが空振りする。この「調べる道具を汚す」発想から生まれた分、対策も調べ方の側を変える方向で組み立てられている。
具体例
ファイル一覧を返すOSの機能が差し替えられていると、不正なファイルだけが一覧から抜け落ちて見える。そのため動作中のOS上でマルウェア対策ソフトを走らせても検出できず、外部の起動媒体からPCを立ち上げて調べるか、OSを入れ直すのが確実な対応になる。
試験での引っ掛け
自分の複製をばらまくワームや、他のファイルに寄生して広がるウイルスとは目的が違い、こちらは隠すことに特化する。再侵入口であるバックドアと組で語られるが、バックドアそのものではなく、その存在を隠す仕組みのほうを指す。検出されなかったから安全とは言えない点も併せて出る。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。