ワームとは?わーむ
ワームとは、他のプログラムやファイルに寄生せず、単独のプログラムとして自分の複製をネットワークやUSBメモリ経由で送り込み、利用者の操作を待たずに自力で感染を広げるマルウェア(悪意のあるソフトの総称)。試験では「寄生するか」「自己増殖するか」の2軸で、ウイルス・トロイの木馬と区別させる。脆弱性(ソフトの弱点)を突いて広がるため、対策の中心はOSやソフトの修正プログラムを早く当てることと、不要な通信を止めること。
最終更新:2026-10-10
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感染した1台が次々に別のPCを探して攻撃するので、短時間で組織全体やインターネット全体に広がる。ウイルスは他のファイルに入り込んで、そのファイルが実行されたときに広がるため、広がる速さと自力かどうかが違う。
具体例
2017年のWannaCry(ワナクライ)は、Windowsのファイル共有の脆弱性を突いて自力で次のPCへ感染するワームの機能を持つランサムウェアで、英国の国民保健サービス(NHS)の病院や日本の日立製作所の社内システムにも被害が出た。修正プログラムは事前に公開されており、当てていなかったPCが狙われた。
試験での引っ掛け
「他のプログラムに寄生して増える」はウイルス、「有用なソフトを装って入り込むが自己増殖しない」はトロイの木馬。ワームは「寄生しない・自己増殖する」。「利用者に意図しない操作をさせる」はクロスサイトリクエストフォージェリで、マルウェアではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問41(IPA)
マルウェアについて、トロイの木馬とワームを比較したとき、ワームの特徴はどれか。
正解:ネットワークやリムーバブルメディアを媒介として自ら感染を広げる。
要点:ワームの特徴は自己増殖。トロイの木馬は増殖しない
ワームは他のプログラムに寄生せず単独で存在し、ネットワークやUSBメモリなどを経由して自分の複製を送り込み、自律的に感染を拡大させる点が最大の特徴である。トロイの木馬も単独のプログラムとして動作するが、有用なソフトを装って潜み、自己増殖はしない。この「自己増殖するかどうか」が両者を分ける決め手になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。