セキュアブートとは?せきゅあぶーと
セキュアブートとは、電源を入れてからOSが立ち上がるまでの各段階で、次に実行するプログラムのディジタル署名を検証し、正しいものだけを起動する仕組み。検証の出発点になる鍵はハードウェアに焼き込まれているため、書き換えられた起動プログラムはそこで弾かれ実行されない。
最終更新:2026-10-09
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ウイルス対策ソフトはOSの上で動くので、OSが立ち上がるより前に仕込まれたプログラムには手が出せない。起動処理を書き換えられると、対策ソフト自身をだます土台を作られてしまう。したがって信頼は、書き換えられない出発点から順に積み上げるしかない。ハードウェアに鍵を置き、そこから1段ずつ次を確かめる形が必要になった。
具体例
Windows 11がUEFI(パソコンの起動を担う基本ソフトの規格)のセキュアブートを必須にしているのが身近な例。電源を入れるとファームウェア(機器に組み込まれた基本ソフト)が次のブートローダ(OSを読み込んで起動するプログラム)の署名を確かめ、そのブートローダがOSカーネル(OSの中心部分)の署名を確かめる、という信頼の連鎖(チェーンオブトラスト)でつないでいく。
試験での引っ掛け
守れるのは起動する時点までで、起動後に動くプログラムの改ざんや、正規の署名を持つソフトの脆弱性は防げない。ウイルス対策ソフトの代わりにもならず、実行中の監視や更新時の署名確認と組み合わせて使う。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)
セキュアブートの説明はどれか。
正解:PCの起動時にOSやドライバのディジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにすることによって,OS起動前のマルウェアの実行を防ぐ技術
要点:セキュアブートは起動時に署名検証し未許可のコードを排除する
起動処理の各段階で、次に読み込むプログラムの署名を検証し、信頼できる鍵で署名されたものだけを実行する仕組みである。これにより、OSが立ち上がる前に不正なブートローダやドライバが動くことを防げる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。