サービス可用性とは?さーびすかようせい
サービス可用性とは、合意したサービス時間のうち、サービスが実際に使える状態だった割合を表すサービスレベル目標。稼働できた時間を合意した提供時間で割って百分率で示し、月間99.9%以上のように取り決めたうえで、達成できているかを定期的に測って顧客へ報告することとセットで運用する。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
絶対に止まらないシステムは作れず、どこまで止まらないようにするかは費用と釣り合わせて決めるしかない。ところが「安定して動きます」という言葉のままでは、提供する側と使う側で思い描く水準がずれ、障害が起きるたびに責任の押し付け合いになる。測れる数値として先に合意しておくために、割合で表すこの指標が置かれた。
具体例
月間の稼働率を99.9%と取り決めた場合、30日の月で許される停止時間は合計およそ43分になる。ここを99.99%へ引き上げると約4分となり、機器の二重化や待機系の用意が必要になって費用が跳ね上がる。
試験での引っ掛け
計画的な保守で止める時間を分母から除くかどうかで数値が変わるため、SLAには必ず合意したサービス時間の定義が添えられる。また可用性は使える割合、信頼性は壊れにくさを表す別の指標であり、稼働率の計算では分母の取り方が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問14(IPA)
A社は,自社のデータセンタでアプリケーションシステムを運用し,顧客にサービスを提供している。現在,アプリケーションシステムの実行環境をクラウドサービスに移行して…
正解:1.99
要点:可用性=(提供時間−停止時間)÷提供時間。単位換算に注意
移行前の可用性は(5,000−100)÷5,000=98.00%である。移行後は停止時間が30分=0.5時間なので、(5,000−0.5)÷5,000=99.99%となる。差は99.99−98.00=1.99パーセントポイントである。分単位の停止時間を時間に直してから計算することが要点になる。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 1. サービスマネジメント > (4) SLAに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。